くわ馬鹿必須アイテム
「MOメディアケース」
(小型種用簡易タトウ)

by tsuu3@田中

 いきなりMOって言われても??ですよね。使っている人は知ってるけど、使ってない人は何のことやら?
 MOはMagneto-Opticalの略、つまり光磁気のことで、レーザーの熱を利用して磁性体に記録を行い、レーザ光を利用して再生をする装置と媒体を指します。でもそんなことはどうでも良いのです。必要なのはこのMOが入っているケースのみだからです。

 では何故これがクワガタと関係するのか?
 それも小型種だけとは何故なのか??

 きっと小型種ファンは直ぐにわかることでしょう。なぜなら、小型種をやってる方はきっと標本もやっていると思うからです。そう、標本の為のそれも小型種のためだけの必須アイテムだからです(^^)
既に使っているよって方も沢山いると思います。実は先日しゃあげんさんも使っているとの話を聞きまして、同じだ!と思ったわけです。それでこれはもう、小型種ファンの必須アイテムやないかって思ったわけです。

 準備するものは脱脂綿とMOメディアの空ケースのみ。
MO使って無いよとか、ケースはメディア入れているから空きが無いよとかでも大丈夫。ホームセンターや日本橋(大阪)、秋葉原(東京)などに行けば、3個パックで200円程度で売っていますから。たまに、フロッピーディスク(FD)2枚入るケースとして売っている場合もあるようです。そう、MOのケースはFD2枚分の厚さを持っているのです。この厚みが何とも言えない良い厚さなのです。

 要領は左の写真のように脱脂綿をカットして隙間に詰めるだけ。そして、この脱脂綿の上で展足をすれば良いわけです。乾燥はケースごとタッパーか何かに乾燥剤と一緒に入れて行います。ここで、従来のタトウよりも優れている点を列記してみましょう。

 ・簡単にふあたが開くので、すぐ展足出来る!
  (小型種の展足は2,3日かけて徐々に展足していきます?が良い?私だけだったりするかも??藤森さんもそうだと言っていたような?私の場合、初日足、2日目アンテナ、3日目足、アンテナ微調整で完です。でも下手、あぅ〜〜)

 ・中が見えるので確認が出来るし見栄えが良い!
 ・少々重い物が乗っても安全!
 ・採集データを列記出来る!
 ・数だけラベルを作って入れておける!
 ・ピンポイント乾燥が可能!
 ・分類し易い!
 ・郵送に便利!

 どうです。簡単でしょ。まだ試してない小型種ファンな方は試してみましょう。きっと気に入ると思いますよ。
これはもう、簡易票本箱やな(^^)

 こんなに簡単なら標本やってみようかな?
 小型種採集に行ってみようかな?

って思っていただけると嬉しいです(^^)
  

標本に関しては以下のリンクもご覧下さい。
標本作製方法@くわ馬鹿
オキナワビートルズ

web page : http://village.infoweb.ne.jp/~tsuu3/
e-mail : tsuu3@mb.infoweb.ne.jp


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