マット産み系産卵法 by まえだ@料理長




オオヒラタやマット産みのアンタエウス産卵法として非常に効果があるのでセット方法について説明する

メリット:速ければ2〜3日後、遅くても約1週間以内で産卵(卵)を確認できる。
     食いカスをリサイクルできる。

デメリット:菌糸の食いカスを集めるのに時間がかかる。

 


セットについて

用意するもの

菌糸食いカスマット:幼虫が食べた黒い部分が望ましい。
産卵木:マットを2段に重ねるための仕切り木として使用。約1cm程度。
交尾済みのメス:マットに産む種類






セット




 菌糸の食いカスを飼育ケースにいれ、厚さ5cmになるまで硬くつめる。
あまり強く押すとケースが壊れるので気をつける。





産卵木の厚さは1cm程度。飼育ケース全体に敷き詰める。
更に食いカスを詰め転倒防止用のハンパ木をいれて終了。




 プラケースの底や角の部分に卵がを産むので探してみよう。
 この方法は簡単にセットができ、産卵開始が非常に早いのでワイルドなどの交尾不明成虫などのテスト的な産卵にも有効だと思うが、
テスト期間が非常に短い為、この方法で全てうまくいくとは断言できないしメスが産卵したくてたまらない時期に重なった、
通販等で販売している埋め込みマットに劣るかもしれないので、菌糸の食いカスがある時に気楽に試して頂きたい。
今後はオオクワガタ等の材産み種の埋め込みマットとして試してみたい。
 
 現時点での実績は群馬支部の協力でマレーオオヒラタ、パラワンオオヒラタ、ラオスアンタエウスで短期間での産卵を確認している。




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