バトル運営委員長は最強のマンディブに対してついに カルコソマを当てる決断をした。 東の正横綱アトラスオオカブトだ。 アトラスは試合前から周囲を威嚇している。 さすがのマンディブもこれまでか。 試合開始。 両者お互いの気配が分かるのかその場にとどまり 前方を威嚇する。レフリーがけしかけるとアトラス は猛然とマンディブに突っ込んでいった。マンディブ は構えているだけだ。 これはマンディブすっ飛ぶな。誰もがそう思った。 しかしマンディブはアトラスを正面から受け止め 角にはじかれないように挟み込んだ。 マンディブの強力な大顎がアトラスを強く挟む。 バリバリと挟む音が会場に響く。 しかしアトラスは挟まれながらも突進をやめず、 そのパワーに耐えきれずマンディブの身体は浮 いてしまった。 アトラスは挟まれて苦しいのかそのまま暴れて 両者下へ転落。仕切り直しとなった。 今度はさすがにアトラスも慎重だ。 両者向かい合って牽制をし合う。お互い押し合い、 マンディブは挟み、アトラスは角ではじく。
![]() まともにやったらやはりパワーで勝るアトラスに分がある。 激しく挟み、突きを繰り返し、アトラスが低く前に出て はじくとマンディブはひっくり返ってしまった。 しかし、スリップダウンの判定となり、そのまま の状態で再試合。激しくぶつかり合う。 今度はマンディブがアトラスの角にやられないように 上から挟み込む。マンディブは挟みながら押し込み そのまま両者場外へ。
![]() 再びバトル開始。 やはり激しく押し合う。 場外に出ても全く気にせず戦い続ける。 闘争心の固まりだ!
![]() お互い1歩も引かず激しく戦い続けた。 この勝負、時間切れ、引き分け |