図―4
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このようにして、フィルムの濃度域に合致したISO
Rangeを決定することができますが、マルチグレード用のフィルターは依然として号数で表示されています。したがって、フィルターを選択するためにはISO
Rangeから号数への変換が必要になります。(フィルターを対数露光域かISO
rangeで表示してくれれば、このような面倒なことはしなくてよいのですが)
ILFORD印画紙の場合には、メーカから号数とISO
Rangeの対応が明らかにされているので、それを用いて右のグラフを作成することができます。グラフ作成の都合で、「00」号は「−1」と表示されています。
ISO RangeをY、号数をXとすると、この直線は
X=
-0.0423Y+6.65
と表すことができます。
当然ですが、印画紙のメーカが変わるとこの式も変わります。自分が使っているメーカから資料を取り寄せて、換算式かグラフを作成しなければなりません。
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