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ISO Rangeと号数
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図―4

このようにして、フィルムの濃度域に合致したISO Rangeを決定することができますが、マルチグレード用のフィルターは依然として号数で表示されています。したがって、フィルターを選択するためにはISO Rangeから号数への変換が必要になります。(フィルターを対数露光域かISO rangeで表示してくれれば、このような面倒なことはしなくてよいのですが)

ILFORD印画紙の場合には、メーカから号数とISO Rangeの対応が明らかにされているので、それを用いて右のグラフを作成することができます。グラフ作成の都合で、「00」号は「−1」と表示されています。

ISO RangeY、号数をXとすると、この直線は

X= -0.0423Y+6.65

と表すことができます。

当然ですが、印画紙のメーカが変わるとこの式も変わります。自分が使っているメーカから資料を取り寄せて、換算式かグラフを作成しなければなりません。

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Copyright © 2003 KINOSITA Yositaka
最終更新日:2003/11/08