ジャニーズと宝塚

前々からジャニーズと宝塚は似ていると思っていた。
いずれも若く美しいときだけ。
メンバーはたえず入れ替わっているので、いつでも若く美しい人だけがいる。
もっともジャニーズは最近は「おじさん」も珍しくなくなっているようだが。
また部活の延長みたいなのりも似ていると思う。
先輩が後輩のめんどう見るとこも似ている。
関西ジャニーズが登場したときや(すばるくんってどうしたんだろ?)、京都に常設劇場ができたときはますます宝塚化していると思ったが、ついにジャニーズは東京に自前の劇場を持つに至ったらしい。
以前、青山劇場に少年隊のミュージカルを見に行ったことがあるが(私もいろんな活動をしているんです)、なんと大階段が出現し、白エンビとシルクハットでパレードが始まったときは驚愕した。
それがね、いくらジャニーズジュニアとはいえ、むさくるしいのなんのって!
そのへん歩いている部活帰りの中学生の男の子たちに白エンビ着せたと思ってください。
やはり美しさではジャニーズは宝塚には及ばないと思いました。(あたりまえか)
ジャニーズファンは少女たちなので所持金はしれている。
宝塚ファンは? 宝塚ファンのお金の使い方は……、人には言えません。

女の子のようにかわいい男の子たち。美少年のように美しい女の子たち。

ではジャニーズと宝塚はどこが違うのか。

ジャニーズは地上の者である。手をのばせば届く。
恋人にしようと思えば叶うだろう。

宝塚スターは地上の者ではない。
たとえるなら星空に輝く月。けして届かない。
なぜなら宝塚スターはステージのライトの中にだけ像を結ぶ一夜限りのイリュージョンだからだ。
抱きしめることは叶わない。
幾重にも重なる虚構と倒錯に夢中になりながらも、その自分を茶化す余裕もある宝塚ファン。
はまったからには、もう抜けられないラビリンス……。