瀬奈じゅんにFALL IN LOVE

Livin' La Vida Loca いいよなぁ、瀬奈じゅんって。しばらく宝塚を休んでいた私にとっては、突然、現れたスターである。
真矢みきがいた頃は花組はかなり見ていたんだから、名前は知っていたと思うんだけど、まるで印象になかった。
で、「VIVA!」なんかもステージは見ていなくて、最近、ビデオで見たんだけど、いいねぇ、スーパーラティーノ!
瀬奈じゅんってね、ああ見えて(?)男役の伝統の所作事っていうか、男役の基本を正確に踏襲しているんだよね。
どういうビームをはなてばファンを悩殺できるか、どこでどのように眉間を寄せれば悩ましく見えるか、肩の角度、 首の傾け方、視線の方向、どこで笑うか、などなどほとんど伝統芸能とも言うべき「男役」の芸を体得していると思う。
それを体得して、舞台で表現できるようになったのは実は最近じゃないのかなぁ。場を与えられて、俄然輝きだす人の典型だね。
いったい瀬奈じゅんの魅力とはプロデュースされたものなんだろうか。
舞台と合わせて、印刷媒体でのプロモーションが巧みに組み合わされているように見えるが。それは意図的になされているものなのだろうか。
印刷物で流される「おれさまジェンヌ」ぶり。そのキャラクターと、激しく乖離する舞台。
ファンが自分に何を期待しているのかがわかる、っていうのは才能だ。さらに期待どおりに演じてみせることができるのも才能。
あさこのパーソナルブックは表紙からして正視できないほどいかがわしい。「いかがわしい」と言って悪ければ、「あやしい」? 同じことか。
ファンはあさこにいかがわしさを期待しているのか? きっと、そうなんだろうな。
同時にかわいいあさこも期待しているに違いない。巧みに両方演じてみせるあさこ、いいぞー、あさこー、もっとやれー。