- これぞ大吉
- えー、「B−日記」(6月15日付)に書いといたやつなんですがね、「これぞ大吉」てえ御みくじの、文面をここへ書き写しときますから。
まあひとつ、ひそかに画面に向かって柏手でも打ってですね、少しの時間でも「お大吉」気分てやつを味わってくださいまし。
「福は天下の回りもの」ってね。御みくじに導かれて、そのうちいいこともありますよ。(ねえ、ほんとに、そうあってほしいね!)
『・・・・・・このところ機会を見つけてはおみくじを引いているんです。
今回のジャンボが大外れだったことがわかった後、あーあしょうがねえなあ、せめてスキャナだけでもなんとかしたかったなあとぼやきつつ通りかかった神社で、またしてもおみくじを引いたのです。かなりやけっぱちで、どうせのことならすっぱり「凶」でも出してみろい、ってな気持ちで。
それがあなた、当たっちまったんですね、どうやら。ええ、正真正銘の「大吉」に。
こういうのを今まで引いたことがないので比較のしようがないんですけど(・・と書くのもなんだか哀しいけど)、札に書きつけられた文面からしたって、こりゃ水増しのやつなんかじゃない、本物の「大吉」だぞって気になりますよ、ええ。
で、この日記を覗いてくれた人にもその“吉”のおすそ分けをってんで、ここにその全文を書きつけますんで。
本物の“お宝”でなくてちょいと重みに欠けますが、そこはそれ気はココロ、どうぞせめて少しは“気”をよくしてお帰りになってくださいまし。
(えらくつましくてすいませんね。ま、なんせ「末吉神社」がらみだからね。)
「ときわなる松のみどりも春くれば/今ひとしおの色まさりけり」
春の日ざしを受け、若草も芽を出し、寒さに耐え抜いて来た松の緑も一段と鮮やかさを増したかに見える。これぞまさしく瑞雲(ずいうん)の兆。運勢も次第に開け、家運は隆昌の一途を辿(たど)る。
(ね、それらしいでしょ。この後の各項がまた「吉」のオンパレードなのさ。)
○願望=望みのままなり。人の言葉に迷う勿(なか)れ。
○待人=必らず来たる。
○失物=低き処よりいず。
○旅行=朝立は特によし。
○商売=利益確実なり。
○方角=北西の方特によし。
○学業=人にたよるなかれ。
○争事=人の世話あり吉。
○転居=さわりなし吉。
○出産=安し。安心せよ。
○病気=意外に早くなおる。
○縁談=思いの外早くまとまる。
ねえ、こりゃ本物だよね。
・・え、これを当てたからには、もう運の尽き、このおみくじの札を当てるだけで運を全部使い果たしただろうって?
おう、誰か、そいつの座布団、全部ひっぺがして持ってっちゃってくれ!』