徳永大明神

高松小学校東方(天王寺町北3−5)日通倉庫付近は以前には高さ4メートル余りの墳丘にも似た小高い山があった。山のシンボルであった楠は古くから神木として地元の人たちの崇敬を集めていた。しかし対照の中頃から昭和の初期に架けて道路整備宅地化の進む中で山の景観が次第に失われ、昭和20年代になって完全に平地になった。例の楠は昭和40年頃までは切り株のみ残し、当分の間宮本氏宅に保存されていたがついには枯れ果て今は徳永大明神として祀られ、毎年10月18日には盛大に祈願祭が行われる。