寺田町駅

 環状線の中ではこの寺田町駅と天王寺駅との区間距離が最も短く、阿倍野、天王寺、生野の各区にまたがる駅で、昭和7年7月16日に新設された。駅名、町名の由来はその昔、この地一帯が四天王寺の寺田(じでん)があったことから付けられたと言われる。


 HP制作者コメント
寺田町駅には外にも出入り口がある。この写真のように国道に面したガード下へ出てくる北口がもっとも利用が多いように思う。一番上の写真は西に向いた出入り口で、改札は国道側と共有。駅の前には自転車がいっぱいおいてあり、ここで生活している人の利用の多さを物語る。私(HP制作者)が子供の頃にはこちらの北出入り口は通称「表駅」次の写真の南出入り口は通称「裏駅」と言われていたと記憶している。今でもそう呼ぶのだろうか?表駅のガードには歴史を感じさせるリベット打ちの橋脚が立っている。



 こちらは通称「裏駅」黄金地方面へ出る出入り口だ。私の伯父の家はこちらの出入り口方面だったので、私はこちらの方になじみがある。いかにも古い都会の駅の風情がそこにあるように思う。大きなターミナル駅や郊外の無表情な駅には無い味わいがある。


 寺田町駅プラットホーム。天王寺方面からの夕日があたる。