三本松の跡

 朝日プラザ(天王寺町北2-31)の地は、かつて「ボテショの池」と呼ばれた池があった。池は大正の中頃には埋められたが、かろうじて傍らの三本松は残され、誰言うとなく三本松・・・八平狸の祠と呼ぶようになって、素朴な信仰の対象とされていたが、松そのものが不凶を招く呪木として昭和13年頃に伐採された。