環状線寺田町駅の中間道路は、大道天王寺線・鶴橋天王寺線と呼ばれ、俗に平野街道と称されて、国道25号ができるまでは、天王寺方面から八尾〜柏原を経て奈良方面に向かう主要幹線道路であった。 起点は天王寺区内の大道一丁目堀越町の辺りと言われ、天王寺町において随一の旧街道の面影を残している。
街道の一里塚 旧平野街道、現大道四丁目に、昔一理塚と称された小高い山があって、街道の目印ともなった有名な樟ノ木がたっていた。文化三年の大阪地図にこの一里塚が描かれている。