高松公園



 公園が開設される以前は、自生の蓮の花咲く池で、水辺。周囲には多種の昆虫類が生息、夏には蛍、赤とんぼなどが乱舞、自然環境に恵まれたところであった。
 昭和12年頃より池そのものの汚濁が進み、昭和13年頃になって完全に埋め立てられ、その跡に昭和14年4月高松公園、坪数1052坪が開設された。

 ※旧田辺街道以西(現天王寺町北1−5)朝日プラザ、天王寺機械区の辺りは明治の初め頃は俗に「ミカン山」と呼ばれ雑木林が隣接地の小字南三明の三明池にと続き、共に野茨の群生地であった。尚、小字黄金地の名称となった黄金池もこの付近にあったと言われている。