生野地蔵尊

 天王寺町北2-3-6にある。由緒は摂津の国生玉の庄、四天王寺に程近い毘沙門池の中に埋もれていた尊象を明治の初期当地の村人が地蔵堂を造営、安置したのが生野地蔵尊の起源だと言われる。蓮弁の座の象蓉の上部に梵字、右側には法名、左側には享保12年8月9日と彫まれ、何某かの菩提供養のために造立したものと思われる。昭和31年4月、生野地蔵奉賛会によって、生野地蔵尊として4月8日新地蔵堂が落成された。