源ヶ橋


 初代の源ヶ橋は摂津の国で最も古い橋の一つと言われ、すでに延暦元年に架けられていたものと思われる。近年の源ヶ橋は木造欄干の橋であったが、昭和5年〜6年にかけて猫間川が暗渠となってから、いつの間にか橋は撤去された。橋名の由来は、民話伝説による僧侶有源「渡し守源兵衛我が子殺し」に由来する。

 大正12年2月、天王寺村大字天王寺俗称「源ヶ橋(島ノ内)」に桑津の人、置田捨二郎氏(高松草創の人)が、蔬菜・鮮魚類を主とした卸売り取引市場を創設、現在はスーパー・コーヨーとなっている。

源ヶ橋商店会
 戦後の闇市に対抗するために、昭和21年11月、商店主53名が商店会を結成したのが現在の商店会である。