WaveSpectra、WaveCompareとデジタルオーディオに欠かせないツールを発表して下さっているefuさんが、WaveGeneという信号発生プログラムを作って下さっています。 これと、CD-Rとを組み合わせると、このごろでは入手が困難になっているオーディオチェックCDを作ってしまうことが出来ます(^o^)
以下に示すのは、オーディオ用のCDプレーヤのテスト方法を記載した
EIA560 / EIAJ−CP307
という規格を公表しているホームページのURLです。
http://isdl.ee.washington.edu/CE/reports/Group.3/eia560.html
この測定方法に従って、HP35670という測定器での測定方法の実際は、
http://isdl.ee.washington.edu/CE/reports/Group.3/hp35670/560on670.html
にあります。 共に英文なのですが、これを直接訳してしまってここに記載していいものかがわかりませんので、直接上記URLをご参照いただければ、と思います。 なお、規格の抄訳に関しては、こちらをご覧下さい。
そこで使用されているオーディオチェックCDの構成は、
http://isdl.ee.washington.edu/CE/reports/Group.3/cbs_cd1.html
に公表されています。 これは、CBSから市販されているオーディオチェックCDのトラック構成を示したもので、CBSが付け加えたトラックを除くと、以下のような構成になっています(上記URLからの抜粋です):
Track Purpose Channel dB Frequency _______________________________________________________________________________ 1 Level Output L & R 0 dB 1 kHz 2 Left Separation L 0 dB 1K, 1.25K, 4K, 10K, 16K Hz 3 Right Separation R 0 dB 1K, 1.25K, 4K, 10K, 16K Hz 4 S/N L & R Infinity Zero 5 Dynamic Range L & R -60 dB 1 kHz 6 Frequency Response L & R 0 dB 4, 8, 17, 31 Hz 7 Frequency Response L & R 0 dB 61, 127, 251, 499 Hz 8 Frequency Response L & R 0 dB 997, 1999, 4001, 7993 Hz 9 Frequency Response L & R 0 dB 10 007, 12 503, 16 001, 17 989 Hz 10 F.R. & Pitch Error L & R 0 dB 19 997 11 Sweep Frequency L & R 0 dB 5 Hz - 22.05 kHz 12 De-Emphasis L & R -20 dB 13 IM Distortion L & R 0 dB 60 + 7K, 11K + 12K Hz 14 Wow & Flutter L & R 0 dB 3150 Hz 15 Access Time L & R 0 dB 317 Hz 16 Squre Wave L & R 0 dB 1002.27 Hz 17 Impulse & Polarity L & R 0 dB 18 Level Linearity L & R 0 dB to 997 Hz -90.31 dB
このトラック番号と、上記HP35670での測定方法の実際に記載してあるトラック番号とが対応していますから、このような内容に対応する.WAVファイルをWaveGeneで作成して、それをCD-R化しておけば、5000円もするようなオーディオチェックCDを探し回って買う必要はなくなります(^o^)