群馬・長野県境付近のR18(中山道)はアプト式の旧信越本線、新幹線の開通にともなって廃止された信越本線と平行して通っている。
昭文社スーパーマップルp.260
’98年7月
明治26年に横川軽井沢間にはじめて鉄道が開通した。この鉄道では、横川・軽井沢間(標高は500 m以上異なる)の急勾配のため、アプト式が採用された。昭和38年に新線が開通しアプト式の旧線は廃止となったが、それも新幹線の開通にともない廃止された。
R18は横川から軽井沢までを旧信越本線と寄り添うように併走しているので、橋やトンネルなどが数多く見られる。道は2車線だが、カーブの連続と時々いる猿にも注意したい。
旧線でもっとも有名な煉瓦造りの第三アーチを訪れた。
99年春には横川付近の旧線跡を一部利用して、鉄道文化村なるものが開園した。
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国指定の重要文化財に指定された碓氷第三アーチ「めがね橋」 明治25年竣工。設計者はイギリス人のパゥネル技師、古川技師。 車を駐車スペースに止めて橋まで歩く。 |
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人と大きさを比べてもらえば、わかると思いうが、煉瓦造りの建築物としては非常に大きい。 | |
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橋の脇についている泥の道を登っていくと、橋の上に上がることができた。線路はないがバラストとや橋は当時のままだ。 | |
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橋の上から国道を見下ろす。 | |
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写真の奥に見えるのが、先ほど車を止めた駐車スペース。 | |
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橋の反対側からはるか下の沢を見下ろす。高さがあるので、結構怖い。 |
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橋の端はトンネルにつながっている。 |
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短い方のトンネルの先は草に覆われていた。 |