10/13(Temporary)
95年の愚行
(ゆにぶらいふ'96用原稿を改定)


95年9月のことである。 私は毎月沢山の本を買うので、引っ越しに使った段ボールに本が入り切らなくなり本棚を買うことにした。
「どっかで新しく段ボールをもらってくればいいぁじゃないか」というツッコミはナシにしていただきたい。「本棚」というのは私にとって

閑話休題

ある月曜日、学芸大学駅の近くの古本屋へ行ったとき、その近くの家具屋か安売りをしていた。その日は家で実家からの救援物資を受け取らねばならないので、覗いている余裕はなく早々に帰った。
その翌日。そう、忘れもしない9月19日の火曜日である。件の家具屋へ赴いた所、店にはシャッターが降りているではないか!!! よく見るとシャッターには黄色い紙が貼られており、赤い字でこのように書いている。

火曜定休日

自宅から自転車を飛ばして15分。山越え谷越え倒けつ転びつわざわざ赴いたのに定休日とは何事か。是ぞ将に青天の霹靂!!! などとぷっつんし錯乱した私には「明日再び来ればよい」という思考はカケラもなく、何を思ったのか握り締めた金で昨日見つけた「超人ロック1〜19巻(7200円)」を買ってしまったのであった。

帰宅し「超人ロック」を読みながら、冷静になったと思ったので自分のとった行為を顧みた。
「ただでさえ厳しい予算なのにその資金で本を買うとは全くもって愚かである。仕方がない、今月は諦めよう。」
誠に冷静な判断である。というかごく普通の結論である。ここでやめておけばいいものを、さらに考えたとった行動は「どうせなら予算分本に注ぎ込んでやろう」だった。


一週間ほどして今度こそ冷静になった私は、使った本代を計算しようとした。が途中でやめた。
考えなければならないのは、残りの一週間の飯代をどうするかだったから。




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