02/15
白
経験的に知っていると思いますが、白って眩しいですよね。
私の頭の中には人間の女性の場合は「白いシャツ=眩しい=美しい→好み」という単純な図式があります。そういえば欧米人や日本人には「白=美しい」という図式があるようで、秋田美人という表現も白人に憧れる傾向があるのも学術的にはちゃんと理屈があるのだそうです。ただし日本人と欧米人では白を美しく思う理由がまた別でして、日本人の感覚には「清明美」というのがあって「白=汚れていない→美しい=神聖」という図式があるそようです。だから桜でもとりわけ染井吉野が好まれるのだそうです。染井吉野て色ついてるがなと思うかもしれませんが、遠くからみると笑っちゃうくらい真っ白なので白くて美しい、かつ近くで見ると微妙に色がついているのでそれがまた美しいということだそうです。ついでに言うと染井吉野は江戸時代に作られた園芸品種で、桜の中では短命で100年くらいしか生きないらしいです。もひとつついでに、今でこそ桜=武士というイメージがありますが、この図式が出来上がったのは戦時中のことで、歴史は浅いんだそうです。
話が盛大にそれましたが、一般に色が見えるのは、物体が太陽光に含まれる可視光の一部を反射するからというのは、物理を学んだことのある人なら知っていることだと思います。
小学校の理科で、プリズムで太陽光の可視光スペクトルを見る実験やコップに色の三原色を入れて重ね合わせる実験をしたかと思いますが、太陽光はすべての色から白を作っています。対してコンピュータは後者のRGBで3色を使って白を表現します。
物体の色はその物体が反射する色なので、白というのはすべての色を反射するわけですから、含まれるエネルギーは最も大きくなり、陽光の元で見る白が非常に眩しいのはそういう理由です。コンピュータの場合はモニタが発した光を直接目に入れるわけですが、白には光の3原色すべてが同量含まれるので、当たり前ですが最大のエネルギーを目に受けることになります。
前振りが異様に長くなりましたが、私は何を隠そう、尻隠そう。目が非常に弱いです。て前にも書いたことあるか。
私がウェブで巡回するところは、多くが余計な画像をぺたくたと貼り倒さない、シンプルなところが多いのです。が、シンプルであればあるほどなぜか白を基調にするところが多くて、独断と偏見と偏ったサンプルで簡単に統計を取ってみると、個人サイトでは3割程度、企業は大部分が白を基調としたサイトを作っています。この結果は私のようなマイノリティにはかなり痛くて、ウェブ巡回時のモニタの照度設定はデフォルト50%に対して通常17%程度で使用し、最大でも24%を越えることはありません。
いや、別に白を使っている人に喧嘩を売っているわけでもないですし、やめて欲しいと訴えているわけでもありません。白を基調とするのは日本人として当たり前の感覚なので、責めるほうがおかしいと言えます。昔あった「日本左手党」のように「右手社会のおかげで大変な精神的苦痛を受けている」と大仰なことをいうつもりもありません。私は平和主義者です。
「目は弱いし皮膚は弱いし鼻の粘膜は弱いし、ほんと金のかかる男だねぇ」と言われる私がおかしいし、掲示板などの入力フォームで、本文欄が大きいと眩しくて仕方がないというのが異常なのですから。
私としては、こういう人間もいるんだなと思ってもらえれば、それで十分幸せなのであります。
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