04/19
臓器移植



臓器移植は現在何例行われたのか忘れたけれども、1例目2例目が行われた頃に起こった意思表示カードブームは下火になったものの今もひたひたとは燃えつづけているようで、コンビニなどに置かれたカードはブーム前に比べると数は出ているらしい。

この意思表示カードのCMは今はもう見かけなくなったが、個人的な感想を言えばあれ程腹立たしいCMはなかなかお目にかかれない。TVに出ていたその筋の人のコメントもなかなか腹立たしいものがあった。
CMは2種類。臓器移植カードで提供する意思を表示するA Ver.と、提供しない意思を表示するB Ver.。2種類あるのは当然だが、個人的に目にした回数は7:1程度で圧倒的に移植する方が多く、移植しない方は滅多に見かけなかった。ついでにB Verの中身もとんでもない。確か中高生くらいの娘さんが「お母さんがだめだというから、今は提供しないに丸をつけている。自分でちゃんと勉強して決めたいと思う」と、だいたいこのような事を話すのだが、我ながら意地の悪い見方だが、娘さん自身は将来的に提供する意思があること、お母さんがだめだということで提供しないのは古い人の考えであるとも受け取れる。さらに言えば、意思表示カード普及側の某氏がインタビューで「まずは意思を表示してもらう」と述べていた。つまりは将来的には全員に提供してもらいたい、そういう意味だろうか。

推進者や賛同者の意見は立派だが、聞いていると正直なところ提供しないものは人に在らずという雰囲気もあるだけに、私のように提供する気がなくおまけにその理由も説明したくない人間には、もしも世界的にもしも全員が臓器を提供すべきという雰囲気が高まったとしたら、日本人がそんなことになるとは思わないけれども、嫌な世の中になるなぁ。
杞憂だろうけど。



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