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今日の天気予報は午後から雨。なので6時,猿倉出発。今日はステップ板、スカルパのT4という道具。いきなり白馬沢はどうかとも思ったのだが、だめなら歩いて下ってもいいだろうと。アイゼンもあるし。さて、さすがに猿倉の駐車場からは板もはけず、しばらく林道を歩いてからスキーを履く。馬尻の下で本谷を渡って白馬沢へ。小蓮華岳の直下を目指して登っていく。ステップ、なかなか具合がよろしい。ただし、縦溝が結構大きくうろこが外れると歩きにくい。雪面が荒れているところはつぼ足がいいかも。 |
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白馬沢と小蓮華沢の出合い付近。落石、落雪のなさそうな岩盤のそばで小休止。ここから雪形に向かって斜度があがる。雪面は落石や小雪崩れの後などがありかなり荒れているようだ。ここからは板を担いでアイゼン登行に切りかえる。
アイゼンも先日らっぴーで仕入れた。テレマークブーツにフィットして軽い物をといったら、グリベルのアルミアイゼンを勧められ、購入。実際、軽くてとても具合がよろしい。
雪形までは30度ほどか。右に大きく曲がっていよいよ斜度が増してくる。35度以上はありそうだ。前日のものであろうアイゼンの足跡とシュプールがいくつかあった。雪形のしっぽの付け根は青々とした滝となっていた。白馬沢も上部になると傾斜も緩くなりそして広くなる。まもなく稜線。 |
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稜線到着。10時15分。バックは白馬岳。天気が今一つでも稜線ってのは、気持ちのいいところだなー。しばし休憩。 |
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白馬沢上部。広くて斜度も適当、そしてフラット。ステップ板とT4でしばし練習。おー、難しい。やっぱり板が狭くなった分、やや不安定か。うろこもやや引っかかる感じだし。でも、足に覚えのある方なら問題ないんだろうなー。 |
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白馬沢の核心部付近。浮石が多く、ターンのたびにずり落ちる雪で浮石が動いてそのまま落ちてしまった。登ってくる人がいなかったのが幸い。ここのコースは滑走者がいるときには登るのはちょと危険かもしれない。 |
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下を見る。結構急だなー。慣れない道具建てなのでシュテムでのテレマークかアルペンターンで慎重に降りる。そう、滑ると言うより降りる。大きな浮石もあるので滑落だけは避けなきゃ。
が,左にカーブすると斜度も緩くなり新雪もなぜかたまっていて滑りやすくなる。このコースは両側に岩稜が迫るのでアルペンムード満点。いつかはこのコースもテレマークターンでびしっと決めたいなー。 |
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下山して長走沢付近から白馬沢を振りかえる。スキーでの下山もここまで。新緑もあざやか。猿倉には12時20分頃、到着。無事下山。 |