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快晴の自然園。朝9時。標高1850mの楽園。平地の右側に見える白い筋はデブリです。右側の斜面途中からの雪崩れですが、平地でもびっくりするくらい遠くまでデブリが押し寄せるんですね。
さて、いよいよ大斜面目指して出発です。正面の奥自然園に向けてシールでぺたぺた。待てよ、これって途中までくだりだからスケーティングしたほうが楽かも。 |
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奥自然園付近。点点と見えるのは山ボーダーのかたがたです。シルエットが独特ですね。このあたりからいよいよ登りです。 |
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歩き出して1時間ほどしてついた尾根の上。大体このあたりが休憩ポイントかと。日光がきついので木陰がありがたい。休んでいると続々とスキーヤーやボーダーの方々が到着です。自然園がずいぶん遠くに見えますね。
ここで10分ほど休憩してしまった。なんせ暑くて暑くて。アロハシャツ姿のボーダーの方がうらやましい。 |
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休憩ポイントから1時間ほどしてついに大斜面のふもとに到着。大きなボールの底のようです。広い、広い。結構急だなー。ほとんどの方はフナコシノカシラを目指しますが、一部の方はダイレクトに小蓮華へと斜面をそのまま登られた。 |
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フナコシノカシラへ続く小さな尾根。ここを登りきれば稜線なんですが、きつい、暑い。ちなみにこの尾根の右の沢には大きな破段面とデブリがあります。雪崩れやすいところのようですね。 |
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フナコシノカシラから稜線を小蓮華方面へ。小蓮華の北斜面が良く見えます。北に伸びる尾根の上からボーダーの方がドロップしました。かなりの急斜面です。その人は後で小蓮華めざして登り返していました。
さて、ここらで昼食。が風が寒い。先ほどまでの暑さがうそのよう。
昼食後、最低鞍部まではスキーを担いで。夏道が顔を出しているのだ。稜線の雪は固くしまっており、アイゼンが欲しい。 |
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最低鞍部到着。今回の道具立て。板はアルペン用のエランです。いまどきのカービング。すごく好いですが、ツアーには少し重いかもしれません。体力が無いのです。 |
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コルからいよいよドロップイン。時間が午後の1時。写真ではそれほどではないようですが結構な急斜面。怖いです。ここでひとつ
仰ぎ見て ちょっと急かと 不安なら
滑り出すとき すっげー急 |
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下を見ると、ひえー、見えない。怖いよー。自然園は遥かかなた。あー、どうしよ。困ったときのアルペンター
ンしかないか。情けないです。シュプールも日光いろは坂。下には登り返している人がいて、雪を落としそうだし。それでもあっという間にボールの底について
しまった。ふー。 |
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2時。自然園到着。奥自然園をぐるっとまわっても1時間ほどでついてしまった。
なにはともあれ、無事到着。
ここから栂の森経由でゲレンデに出て、麓まで滑る。これが一番きついかも。
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