Vol.1 西条柿の剪定(2012/1/8)
これまで剪定作業には、
一切興味もなく手伝ってこなかったが、
園主が療養中とて放って置く訳にもいかず、
やむなく始めてみた。
本を読んでも、ネットで調べても、
これといったセオリーが見つからない。
悩んでいても進まないので、
とりあえず「間引く」ことを主眼に鋏を入れてみる。
でも、やっぱり悩む。
スーッと真っ直ぐ伸びた徒長枝の処理が難しい。
根元からスパッと切るというやり方と、
翌年木が暴れるのを防ぐために
切り戻しにとどめるというやり方があるようだ。
この見極めが難しい。
木全体のバランスを見ながら、
太陽の光がまんべんなく届くように、
枝が込み合ったところは透かしてやる。

右手に剪定鋏。
左手に鋸。
このスタイルでガッソウな柿の木に挑んでいく。

込み合った枝を透かし
伸び放題の徒長枝を切り落としていくと
松の盆栽じゃないけど
何となくイイ感じ。

何より静かなのがいい。
風は冷たいけど、
パツンパツンという剪定鋏と
シュッシュッという鋸の音しか聞こえない。
そんな贅沢な時間だけが流れていく。

来シーズン沢山生らなくてもいい、
数は少なくても大玉で揃った実が生ればいい。
3年先、5年先にうまく実を結んでくれればいい。
数年かけて大きくなり過ぎた木をコンパクトにして
収穫時の危険性を無くすことが狙いだ。
12月11日から始めた剪定作業
1月8日現在、約220本のうち半分が終了。
だんだん自分なりのイメージが出来てきて
面白くなってきた。