松本市奈川の温泉 (松本市・旧南安曇郡奈川村)

松本市奈川黒川渡の風景
松本市奈川黒川渡 ( 場所

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奈川温泉 野麦荘奈川温泉 野麦荘
奈川温泉 野麦荘

  奈川温泉 野麦荘
奈川温泉 野麦荘
内湯
奈川温泉 野麦荘
温泉の効能を紹介
 奈川温泉は、松本市奈川の県道 26号線(県道奈川木祖線)から乗鞍高原へ約二キロの山間にある。現在ここで営業を行っているのは「野麦荘」( 0263-79-2011 )と「 富喜の湯 」( 0263-79-2014 )の二軒。どちらも日帰り入浴が可能だ。
 今回訪ねたのは、上高地乗鞍スーパー林道(A区間)の通り沿いにある「野麦荘」。この温泉宿を選んだ理由は、どことなくのんびりとした庶民的な雰囲気に親しみを感じたことと、訪ねられた方々が紹介されている濃厚な温泉成分の様子を見たいと思ったからだった。三連休の中日ということもあり、多少の混雑は覚悟していたのだが、乗鞍高原から林道経由で奈川に下ってくるツーリング途中のバイクや県外車の多くは素通り。温泉に立ち寄る人たちはほとんどなく、のんびり湯に浸かることができた。
 フロントで料金を支払い、東向きに真っ直ぐ伸びる廊下を歩いて、奥にある浴場へ向かう。脱衣所には大きく効能を記した看板が掲げられている(写真)。それによれば、浴用の適応症は、ヒステリー及び神経衰弱、殊に頭部充血傾向のあるもの、創傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人科疾患(慢性子宮内膜炎、慢性付属器炎)、慢性関節リューマチ、神経痛、神経炎。飲用の適応症は、慢性胃腸カタル、胃酸過多症、肝臓病(肝炎)と胆道の慢性炎症、糖尿病、通風及び尿酸素質、肥胖症、腎臓結石または暴行結石殊に尿酸結石、万戦腎盂炎、慢性膀胱カタル、熱射病殊にその予防に有効等々。これほど効果のあるものか…と驚いてしまうくらいに、そこには効能が羅列されている。
 浴場は北と東に窓があり、思ったよりも明るい。湯船には、湯の成分が茶色にびっしり付着した湯口から、留まることなく熱い湯が迸っている。湯船の色は付着した成分の影響によるものか、やや黄褐色がかっており、置かれていたコップで湯を口に含んでみると、僅かに鉄味が感じられた。湯は完全なかけ流し。時折、ごぼごぼっと排水溝に流れ込む音が、ここの湯の豊富さを物語っている。施設は内湯のみだが、湯にこだわる温泉通にはたまらない魅力がここにはある。
 源泉名は 奈川温泉2号、湧出地は 南安曇郡奈川村(現在は松本市) 2912-2 にあり、泉質は ナトリウム−炭酸水素塩温泉 (中性低張性高温泉)。泉温は 46. 2度、湧出量は堀削による動力揚湯(エアーリフト)により 96. 3リットル(分)、pH 7. 0。「ほとんど無色澄明、微炭酸味・微鉄味を有す」とのことだが、これについては記述の通り。(平成十年五月)

 
 奈川温泉 野麦荘 松本市奈川 2921-2
 TEL 0263-79-2011 FAX 0263-79-2012
  松本市奈川付近 ( 1 / 75000 )
 [ 営業時間 ] 9: 00 〜 19: 00
 [ 定休日 ] 無休
 [ 料金 ] 400円
 [ そのほか ] 玄関前に源泉を引いた飲用所あり

奈川温泉 野麦荘には、平成 17年 9月 18日に訪問しました。 


新奈川温泉 リフレイン奈川新奈川温泉 リフレイン奈川
新奈川温泉 リフレ・イン奈川

  新奈川温泉 森林温泉館 リフレ・イン奈川
新奈川温泉 リフレイン奈川
フロント
新奈川温泉 リフレイン奈川
立派なストーブ
 旧奈川村の時代に設けられた日帰り温泉兼宿泊施設。コンクリートの外壁も目を引くが、なによりも内部の構造がまた面白い。二階の位置にあると思われるフロントや休憩所兼食事処、脱衣所から、浴場へは階段で降りていくのだ。因みに一階部分が大浴場、半地下一階部分にサウナや水風呂、薬湯などがある。大浴場はガラス張りになっており、展望は開けていないが、緑の覆われた木々や淡い秘の日差しを感じながら入浴ができる。
 入浴するには、券売機がないため、直接、フロントで料金を支払う。浴場はフロントの左手。広めの脱衣所からは、階下にある大浴場が窓腰に見下ろすことができる。洗い場は一階と半地下の部分の二ヶ所。全てにシャワーが備わっているわけではなく、ほとんどは湯と水の蛇口だけなので、洗髪の場合には手酌桶を使う。湯は循環(循環ろ過装置利用)されているため、飲むことはできない。
 大浴場でしばしくつろいだら、話題の薬湯へ。「お湯の肌触りはもちろん、森林浴でさわやかな気分になるような自然の香りをブレンドした心地よさ…」という薬湯はやや温かめの湯で、この日は「アロエ」が使われていた。大浴場の湯の熱さが物足らないようなら、この薬湯でカラダを温めてみてもよい。サウナは室温こそ高いものの、湿度が低く保たれているとのことで、長く居てもサウナ特有の息苦しさは感じない。
 源泉名は 新奈川温泉 、湧出地は 南安曇郡奈川村(現在は松本市) 2489-1 、泉質は 単純温泉 (中性低張性低温泉)、泉温は 25. 2度、湧出量は、堀削による動力揚湯で 105リットル(分)、pH 7. 2。「ほとんど無色澄明、微硫黄味・微硫化水素臭を有す」とのことだったが、飲用できなかったので詳細は不明。源泉からは「パイプ送湯」。加水はされていないが、温度が低いため加温はあり。レジオネラ菌対策として殺菌剤の投与あり、入浴剤は混入されていない。(平成十六年十一月)
 湯上がり後は、フロント向かいの休憩室兼食事処へ。休憩室にはふんわりソファーが、食事処には足を伸ばせるよう板敷きになっているので、ゆっくりくつろげる。
 
 
 新奈川温泉 森林温泉館 リフレ・イン奈川 松本市奈川黒川渡 2550
 TEL 0263-79-2336
  松本市奈川付近 ( 1 / 75000 )
 [ 営業時間 ] 11: 30 〜 19: 00 (※ 07.休館)
 [ 定休日 ] 不定休
 [ 料金 ] 大人 500円、小人 300円
 [ そのほか ]
  新奈川温泉の宿泊施設
  ・ 鳥屋沢(とやさ) TEL 0263-79-2268 (日帰り入浴可能)
  ・ ちゅうじ旅館 TEL 0263-79-2041
  ・ 旅館 川仙 TEL 0263-79-2411

新奈川温泉 森林温泉館 リフレ・イン奈川には、平成 17年 9月 18日に訪問しました。 
情報によると、現在リフレ・イン奈川は休館しているとのことです。 


  渋沢温泉 ウッディ・もっく
渋沢温泉 ウッディ・もっく
浴場
渋沢温泉 ウッディ・もっく
左の扉を開けるとフロント
 「渋沢温泉・ウッディもっく」は、県道 26号線(県道奈川木祖線)を松本市奈川の寄合渡から境峠方面(木曽郡木祖村方面)に向かい、「信州野麦峠スキー場」との分岐から少し入ったところにある。周辺は、マウンテンバイクやパターゴルフ、バーベキューが楽しめる森林公園(フォーレストフィールド奈川)になっており、「ウッディモック」は、これらの施設の受付業務を担当する総合案内所も兼ねている。
 温泉施設は、ハイカラな宿泊棟の向かいにあり、少し分かりづらいがフロント(食堂・お土産コーナーにあり)で入浴料金を支払う。料金は大人 300円。入浴時間は少し遅くて午前十一時から午後七時までだ。風呂場は奥にあるが、案内があるので、矢印に従って進めば迷うことはない。
 さて、ここのところの温泉ブームで、入浴施設もさまざまな機能を持ったものが多いわけだが、ここの風呂はいたってシンプルなもので、ジェットバスや気泡湯といったものはない。やや深めの浴槽に「ざぶん」と浸かり、じっくり湯を楽しむといったものだ。体を動かした後で、ゆっくり疲れを取るような場合には、むしろこのような風呂のほうが気忙しくなくていいのかな、とも思える。
 泉質は アルカリ性単純温泉 (アルカリ性低張性低温泉)で、源泉温度は 32. 4度、 pH 9. 56。肌に優しい湯でもある。成分表によると、正確には「奈川温泉」なのだが、源泉については「渋沢源泉」と記されており、「奈川温泉」とは別の源泉から引湯しているものらしい。村内にある日帰り温泉施設の「リフレイン奈川」は、その「新奈川温泉」の中核施設。同じ県道沿いにあるので、それぞれの湯を比べてみるのも楽しいだろう。

 
 渋沢温泉 ウッディ・もっく 松本市奈川奈川高原
 TEL 0263-79-2770 FAX 0263-79-2544
  松本市奈川付近 ( 1 / 75000 )
 [ 営業時間 ] 11: 00 〜 19: 00
 [ 料金 ] 大人(高校生以上) 300円

渋沢温泉 ウッディ・もっくには、平成 13年 5月 20日に訪問しました。 




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