昼神温泉郷 湯多利の里 ホテル伊那華 (下伊那郡阿智村)

昼神温泉郷 湯多利の里 ホテル伊那華

  昼神温泉郷 湯多利の里 伊那華
バイキングフロア
庭園露天風呂
足湯
 昼神温泉郷は、昭和四十八年、旧国鉄の中津川線(飯田〜下呂)建設のためのボーリング調査中に湧き出した比較的新しい温泉地だ。財政難を理由に、中津川線は開通することはなかったが、鉄道工事による思わぬ産物は、阿智村を南信州最大の温泉地に変貌させた。現在、この温泉郷には、「湯元 ホテル阿智川」( 0265-43-2800 )、「石苔亭 いしだ」( 0265-43-3300 )、「保養センター 尾張あさひ苑」( 0265-43-3180 )、「ホテル 吉弥(きちや)」( 0265-43-2000 )、「日長庵 桂月」( 0265-43-3500 )、「ユルイの宿 恵山」( 0265-43-3188 )、「おとぎ亭 光風」( 0265-43-3211 )、「お宿 山翠」( 0265-43-2811 )、「大門 神明荘」( 0265-43-2644 )、「癒楽の宿 清風苑」( 0265-43-4141 )、「玉乃湯」( 0265-43-3161 )、「公営保養センター 鶴巻荘」( 0265-43-2320 )、「ホテルはなや」( 0265-43-2700 )、「国民年金健康保養センター ひるがみ」( 0265-43-2255 )、「昼神グランドホテル 天心」( 0265-43-3434 )、「リフレッシュ in ひるがみの森」( 0265-43-4321 )、「万葉茶屋 みさか」( 0265-43-2656 )、「料理旅館 むらさわ」( 0265-43-3883 )、「薬師館」( 0265-43-3333 )、「旅館やすらぎ」( 0265-43-3155 )、そして今回訪ねた「湯多利の里 伊那華」( 0265-43-2611 )のホテル・旅館が営業している。
 ところで、この「昼神」という名称。案内によれば、その昔、日本武尊(やまとたける)がこの地を通りかかると、山の神が白鹿に化けて立ちはだかったという。そこで、日本武尊は口に噛んでいた蒜(ヒル・にんにく)を投げつけこの鹿を退治したことから、この地を通るものは蒜(ヒル・にんにく)を噛むようになり、やがてその風習が「ヒルガミ」(昼神)の地名となったという説。また、昼神温泉郷の阿智神社に祀られている神が「天の岩戸」伝説で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を岩戸から導き出す方法を考えた天思兼命(あまのおもいかねのみこと)であり、その神により、再び昼の明るさを取り戻すこととなったことから、この地が「昼神」となったという二つの説があるという。昼神温泉郷の近くには、かつての東山道の峠道もあり、山深い信州の玄関口でもあったこの地に、神話伝説が残っていてもけして不思議ではない。

 今回の昼神温泉郷での宿泊については、昼神温泉予約センター の予約システムを利用してみた。旅行会社や直接、宿に電話を入れてもよかったのだが、ホームページなどで宿に様子や宿泊代金、料理、温泉施設について確認してから申し込んでみたいという気持ちがあったからだ。そして、そのなかから選んでみたのが「湯多利の里 伊那華」。このホテルは、以前、松本で勤務していた時に日帰り温泉ツアーを募集してお取引先の奥様がた四十名ほどをお連れしたことのある場所でもあった。
 予約システムは簡単なもので、先ずは予約センターにアクセス。希望日の空室状況を確認し、空きがあるようであれば、名前・住所・電話番号のほか、宿泊プラン、到着・出発日時など簡単な項目をフォームに入力して終了。その場でも予約の確認ができるが、翌日〜翌々日には、宿泊予定のホテルや旅館から確認のメールが届くので、ここでも確認することができる。もし予約内容に誤りがあったり、変更することが発生した場合には、届いたメールに記載されている「予約書番号」を申し出れば相手方も確認しやすいはずだ。二十四時間、予約可能のこのフォーム、昼神温泉郷を利用される方には、ぜひおススメしたいシステムでもある。
 さて、「湯多利の里 伊那華」であるが、場所は温泉郷内を抜け、阿知川を渡った先にある。本館・檜館からなり、三階建ての本館の客室数は三十五室(百八十五名収容)、四階建ての檜館の客室は二十四室(百四十名収容)。本館と檜館の間は通路で結ばれ、ここには遊水プールや卓球場、トレーニングジム、ギャラリーなどが設けられている。
 「伊那華」の目玉ともいうべき、朝夕の料理も、この本館と檜館の中間にあるレストランを利用する。このホテルでは、珍しく朝夕ともに「バイキング料理」で、その種類のじつに豊富なこと…。管理人が訪ねた時には、料理長が自ら北海道に足を運び、厳選した食材を毎日取り寄せ提供する「北海道フェアー」が行われており、ずら〜り並んだ新鮮な魚介類に思わず悩んでしまうほど…。その一方で、地元・信州の味もちゃっかりと用意され、海の幸・山の幸がバランスよく配置されていたのは印象的だった。バイキング料理は、昼間(日帰り入浴可能・ 11: 30 〜 14: 00 )も提供されているので、昼神温泉を訪ねる機会があったら「伊那華」のバイキングに立ち寄ってみてもいいだろう。
 そして、「伊那華」第二の目玉といえば、檜館の一階にある豪華な温泉施設。広い大浴場のほか、温泉郷を見渡すことのできる足湯や貸切風呂、立派な庭園を眺めながら浸かる露天風呂など、じつにさまざまで、思い思いに湯を楽しめる趣向となっている。流行の足湯は、体調の悪い時でも十分に温泉の効能を受け入れることのできる健康法。到着後のちょっとしたひとときも、朝のお出かけ前にも、気軽に入れる足湯は、宿泊客には好評とのこと。庭園を眺めながら浸かる露天風呂には、じつにさまざまな風呂が用意されており、全てを浸かるにはちょっとした時間が必要なほど。夜は女性用、朝は男性用と入れ替わるこの露天風呂。もし、これが逆だったら、団体で訪れた女性客は、バスの集合時間に間に合わなくなるのは確実だ(笑)。
 最後にこの温泉の成分であるが、源泉は「昼神温泉第四号井」(下伊那郡阿智村智里 503-386 )を使用しており、泉質は 単純硫黄温泉 (アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度は 42. 7 度、pH 9. 8 。つるつるした湯が特徴で「美人の湯」としても定評がある。

 
 昼神温泉郷 湯多利の里 伊那華 下伊那郡阿智村智里昼神温泉郷
 TEL 0265-43-2611 TEL 0265-43-4123
  下伊那郡阿智村智里付近 ( 1 / 75000 )
  湯多利の里 ホテル伊那華
 [ その他 ]
 ・ ホームページでは館内イベント情報が随時更新中

昼神温泉郷 湯多利の里 ホテル伊那華には、平成 16年 2月 16日に訪問しました。 


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