富士見町の温泉 (諏訪郡富士見町)

ゆ〜とろん水神の湯
  富士見温泉 ゆ〜とろん水神の湯
 「ゆ〜とろん 水神の湯」は、諏訪郡富士見町の南、入笠山の麓に広がる「富士見パノラマスキー場」近くにある温泉で、夏は入笠山を訪れたハイカーたちが、また冬は「パノラマスキー場」を訪れたスキーヤーらで賑わっている。
 ところで、この温泉が湧出に成功したのは、温泉ブームの兆しが見え始めた平成三年のこと。各地で温泉施設の建設が進められるなか、ここでも温泉を望む声が高まっていた。しかし、もともとこの地は、地質上において湯源に恵まれず、温泉不毛の地というのが通説となっていたという。そこへ、諏訪郡富士見村(当時) 9388番地を源泉とする鉱泉( 泉温 13. 3度 )の存在を示す昭和初期の鉱泉分析表(長野県衛生會)が地元の方から提供され、温泉湧出の期待が一気に高まることになる。そして、提供された貴重な資料をもと、最新の技術を駆使しボーリング調査をしたところ、ようやく念願の温泉が地下 1200m から湧出したのだそうだ。地元住民の協力と温泉を望む人々の思いが、今日、この温泉の存在に繋がるのである。因みに、提供された「鉱泉分析表」は、現在水神の湯のホールに展示されており、いつでも見ることができる。
 温泉名となった「水神の湯」は、ボーリンク調査をした地点の真西に存在し、地元の人々の信仰も厚い「水神様」から付けられたもの。「ゆ〜とろん」は、「水神様」の湯に「ゆっくり」「ゆったり」「ゆっとり」と浸かり、「とろん」と疲れを癒してもらうために名付けられたものという。
 さて、こうした経緯で誕生した温泉は、その恵みを十分に生かした構成となっている。男女別に設けられた内湯以外に、全部で八つの露天風呂(野ろま湯・西美樽風呂・水神の湯・西うたせ湯・東うたせ湯・洞くつの湯・東美樽風呂)が用意され、それぞれ特色のある湯を楽しむことができるのだ。樽風呂などには、泉質から底が滑りやすくなるため、滑り止めを敷いて事故防止に配慮されいる心遣いもうれしい。
 源泉名は 富士見温泉 水神の湯 で、泉質は 単純硫黄温泉 。泉温は源泉で 29. 4度、pH 9.93。露天風呂ではあまり気が付かないが、内湯に入ると、硫黄泉特有の「湯の花」をみることができる。

 
 富士見温泉 ゆ〜とろん水神の湯 諏訪郡富士見町 9547
 TEL 0266-62-8080 FAX 0266-62-8282
  諏訪郡富士見町富士見付近
  ゆ〜とろん水神の湯
 [ 営業時間 ] 10: 00 〜 21: 30
 [ 定休日 ] 毎週木曜日(冬シーズンは無休)
 [ 料金 ] 大人 700円 子供 500円(夜間料金あり)

富士見温泉 ゆ〜とろん水神の湯には、平成 13年 8月 11日に訪問しました。 




  道の駅蔦木宿 つたの湯
道の駅蔦木宿 つたの湯
国道 20号線国境橋付近
道の駅蔦木宿はもうすぐ…!
 中央道小淵沢 IC (山梨県)から国道 20号線を諏訪・茅野方面に約五百メートルほど進んだところにある「道の駅 信州蔦木宿」に併設された温泉が「つたの湯」だ。もともとこの「蔦木」には、江戸時代の五街道のひとつ「甲州街道」の宿場「蔦木宿」があったところで、国境を控え多くの旅人が一夜の宿を求めた場所であった。今日は、国道 20号線を利用するドライバーの休憩所として利用されている、というわけだ。
 温泉施設は、「道の駅」のほぼ中央、写真にある「長屋門」を抜けた正面にある。因みに左には「情報ステーション」、右には「てのひら館」(地元産そば粉を使った蕎麦やほうとうなどがメニューに並ぶ食事処)がある。
 温泉への手続きは、入口の券売機で入浴券を購入し、受付で入浴券を差し出すだけのもの。浴場は思っていたより広い。大風呂の横には源泉だけの「源泉風呂」があり、大風呂に余裕がるのにも関わらず、年配の入浴者たちがひしめき合って浸かっている様子は少し滑稽だった。源泉はそれだけ人気がある、ということだろう。少しスロープを下ったところにあるのが「ジャグジー風呂」。源泉は使われていないが、背中に当たる圧力は、疲れた体には何とも心地よい。露天風呂は、そのジャグジー風呂の脇にあるドアの向こう側。国道沿いに建てられているため、展望は残念ながら遮られているが、広さは十分だ。三本の「打たせ湯」(もどき)があるが、流れ落ちる湯はかなり熱いので注意しよう。
 源泉は 蔦木温泉つたの湯源泉 で、泉質は ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉 (アルカリ性低張性温泉)。泉温は 37. 5度。案内には、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病に効能があると記されている。

 ところで、今回はお盆休みがちょうど始まった頃の訪ねたわけだが、道の駅の片隅に、幾つかテントの張られている光景が見られた。確かにここなら、水もトイレも、そして風呂もあるのだから、テント場としては好都合だ。道の駅の隣接地をもう少し整備して、いっそう「キャンプ場」を設けてみるのも悪くないアイデアと思うが、どうだろうか?

 
 道の駅「信州蔦木宿」 つたの湯 諏訪郡富士見町落合 1984-1
 TEL 0266-61-8222 FAX 0266-61-8225
  諏訪郡富士見町落合付近
 [ 営業時間 ] 10: 00 〜 22: 00(受付は 21: 30まで)
 [ 休館日 ] 毎週火曜日(休日の場合は翌日)
 [ 料金 ]
 <昼間・10: 00 〜 18: 00>
 大人(中学生以上) 500円、シルバー(七十歳以上) 400円、子供(小学生以下) 300円
 <夜間・18: 00 〜 22: 00>
 大人 400円、シルバー 300円、子供 200円

道の駅蔦木宿 つたの湯には、平成 13年 8月 11日に訪問しました。 


| 諏訪郡富士見町 || 信州の温泉 || 総合案内 || 日本列島夢紀行 |



http://www.asahi-net.or.jp/~mi5h-skri/nagano/index.html
Copyright(C)2004-2008 HIRO SAKU All Rights Reserved.