下諏訪温泉 (諏訪郡下諏訪町)

下諏訪温泉・発祥の地「綿の湯」

  下諏訪温泉・発祥の地「綿の湯」
現在は駐車場の「綿の湯」
 「綿の湯」は、下諏訪温泉発祥の地ともいわれる湯。中仙道と甲州街道の分岐にあり、江戸時代には大勢の旅人が利用した名湯でもあった。
 「綿の湯」の成り立ち
 案内によれば、諏訪明神「建御名方神」(たけみなかたのかみ)の妃「八坂刀売神」(やさかとめのかみ)が、日頃使っていた化粧用の湯を綿に浸し「湯玉」にして下社の地に持ってきた時、持参した「湯玉」を置いた所から湯が湧き出し、以降この湯は「綿の湯」とよばれるようになったと記している。
 「綿の湯」に伝わる伝説
 「建御名方神」(たけみなかたのかみ)の妃「八坂刀売神」(やさかとめのかみ)が発見したと伝えられる神聖な湯だったことから、「やましい者」がこの湯を利用すると、神の怒りに触れて「湯口」が濁るとさえいわれた。
 その「綿の湯」も、現在は取り壊され、跡地は駐車場として利用されている。下社秋宮と「遊泉ハウス児湯」との間(御宿まるや・桔梗屋旅館向かい)にあるので立ち寄ってみよう。


遊泉ハウス児湯
  遊泉ハウス児湯
 「八坂刀売神」(やさかとめのかみ)が持参した「湯玉」に始まる「綿の湯」と、和泉式部伝説に登場する「鉄焼地蔵尊」に因む「児湯」が合併し、昭和 61年に完成した公衆浴場。地元の住民のほか、諏訪大社へ参拝に訪れた観光客の利用も多く、他の浴場では見られない「打たせ湯」や「露天風呂」などの施設も備わっている。
 源泉は 遊泉ハウス児湯源泉 で、泉質は ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉 (アルカリ性低張性高温泉)。泉温は使用位置で 55. 0度、pH 8. 12。シャンプー・石鹸は持参のこと。
 [ 営業時間 ] 5: 30 〜 22: 00
 [ 料金 ] 大人 200円 子供 100円
遊泉ハウス児湯には、平成 13年 8月 5日に訪問しました。 


旦過(たんが)の湯
  旦過(たんが)の湯
 「遊泉ハウス児湯」から旧中仙道を「諏訪大社春宮」方面に歩いた「下諏訪温泉旅館街」にある公衆浴場。(写真は、国道 142号線から撮影した「下諏訪温泉旅館街」で、右側にある橙色の建物が「旦過の湯」)
 鎌倉時代、「紫雲寺」を訪れた修行僧らのために建てられた「旦過寮」の湯を利用したもので、切り傷などに効能があるのだという。番台に座っていた管理人の方によれば、他の浴場に比べ、少々熱めなのがこの湯の特長だとか…。
 源泉は 旦過源湯一号ニ号の混合泉 で、泉質は ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉 (アルカリ性低張性高温泉)。泉温は使用位置で 58. 8度、pH 8. 64。シャンプー・石鹸は持参のこと。
旦過の湯には、平成 13年 8月 5日に訪問しました。 


新湯
  新湯
 「大社通り」(国道 142号線)の北側を東西に伸びる「中央通り」沿いにある公衆浴場。歴史のある下諏訪温泉の公衆浴場のなかでも、昭和 2年にできた新しいもの(とはいえ、七十年はすでに経過しているのだが…)で、そこから「新湯」と呼ばれるようになったという。
 源泉は「旦過の湯」と同じもので 旦過源湯一号ニ号の混合泉 、泉質は ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉 (アルカリ性低張性高温泉)。泉温は使用位置で 58. 8度、pH 8. 64。利用方法は、入口にある自販機で入浴券を購入し、番台に差し出すだけ。シャンプー・石鹸は持参のこと。
新湯には、平成 13年 8月 5日に訪問しました。 


湖畔の湯
  湖畔の湯
 JR 下諏訪駅から歩いて十分の、諏訪湖畔に設けられた公衆浴場。駐車場のほぼ真ん中に温泉施設が建ち、北側と東側の二ヶ所に入口がある。男女別の浴場はフロントの奥で、浴場は、中央に浴槽、左右壁際が洗い場になっている。
 源泉名は 高木源湯 (高木温泉一号井・二号井)で、泉質は 単純温泉 (弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度は 56. 6 度、使用位置で 51度。駐車場が広いので、下諏訪温泉名物の公衆浴場を楽しむならここが便利。シャンプー・石鹸は持参のこと。

 [ 営業時間 ] 5: 30 〜 21: 30 (休館日・月曜日)
 [ 料金 ] 大人 220円、子供 100円
湖畔の湯には、平成 13年 8月 11日に訪問しました。 
他の公衆浴場についても順次取り上げる予定です。




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