梅木鉱泉 (長野市・旧上水内郡中条村)

梅木鉱泉

  梅木鉱泉
以前の梅木鉱泉
 国道十九号線を笹平から旧道(県道長野大町線)を中条村方面へ、または長野・白馬間を結ぶオリンピック道路を道の駅パークライン中条から旧道に戻り、中条トンネル手前(中条側)を入口とする県道 452号線で約五キロほど走ると、虫倉山(信州百名山 1378m )の麓にひっそりと湧出している梅木鉱泉に到着する。
 「梅木鉱泉」は、「やきもち屋」さんが管理する施設のひとつで、茅葺き屋根の建物のすぐ右隣にある。入口で入浴の旨を伝え、料金二百円(当時・現在は料金が改正)を支払えば、やきもち屋さんの玄関から棟続きで浴場に行くことができる(保養センターからは入れない)。
 案内板によれば、温泉地・源泉名ともに梅木鉱泉で、泉質は神経痛やリューマチに効能があるという メタホウ酸、メタケイ酸を資格物質(温泉法第二条)とした ナトリウムイオン泉 、泉温は 5. 5度(源泉)とのことなので、引湯したものを加熱して使っているようだ。
 梅木鉱泉の存在は以前から知られていたようであるが、わざわざ温泉に入るためだけに訪れる観光客は少ないようで、駐車場はあまり広くない。浴場も洗い場が四人分だけ、浴槽は五人入れば一杯になってしまうほどで、他の市町村のように温泉をメインにして売り出すことまでは考えていないようだ。おそらく、村おこしの一貫としてやきもち屋周辺が整備された際に、従来から湧出していた鉱泉を付加施設に加えるため多少手を加えた…程度のものなのかもしれない。温泉キット(バスタオルやタオル、シャンプーなど)持参でどうぞ。

 やきもち屋
 「やきもち」とは、中条村の代表料理である灰焼きやきもち(おやき)のこと。それぞれの家庭で作られきたものを村の名物として売り出すために、その拠点として建てられたものが「やきもち屋」である。かやぶきの民家を移築した宿泊施設で、やきもちづくりを通してふるさとの生活が体験できるようになっている。また、すいとん料理などの郷土料理も味わうことができる。


 <再訪・管理人レポ>
露天風呂
梅木鉱泉
ざるそば
 平成十六年にリニューアルオープンした梅木鉱泉に行ってきました。これまでの施設はといえば、地元の住民向けの憩いの場(?)という趣きで、それはそれで良かったのですが、山間の温泉ということで観光客にも注目されるようになり、これまでの施設では収容が難しくなったのかもしれません。まぁ理由はともかく、都会から訪れる観光客にも満足してもらえる、それはそれは立派な観光施設に変わっていました。
 今回のリニューアルで、内湯に露天風呂と樽風呂(据風呂)が加わり、内湯の広さは、従来のものの二倍以上、洗い場は四ヶ所から六ヶ所に増えていました。このくらいの広さなら、家族連れでも安心してお風呂に浸かることができます。また、前回レポでは「温泉キット持参」と記しましたが、現在は、シャンプー・ボディソープともに完備されていますので、事前の準備は不要となりました。
 お風呂から上がったら母屋でお食事を。歴史が刻まれたこの建物は、明治初期、中条村大柿集落にあった民家を移築したもので、木造草葺平屋建、間口十二間、奥行六間半、建坪七十八坪の広さ。天井から吊り下げられた囲炉裏が、なんとも懐かしさを感じさせます。その囲炉裏の灰を利用して、昔からこの地に受け継がれてきたのが、名物の「灰焼きおやき」。ナスや野沢菜といった具をたっぷり詰め込んだ「おやき」を囲炉裏の灰のなかで暖めておき、食べたいときにそこから取り出す、というもので、囲炉裏の灰の「ほかほか」感が「おやき」の味をぐっ!引き立たせてくれるのですね。「やきもち家」でも、一個百五十円で販売していますので、ほかの地方とはちょっと違った「おやき」の味を楽しんでみるのも良いかもしれません。ただし、外気に触れたままにしておきますと、すぐに硬くなってしまうので注意しましょう。このほか、歯ごたえに弾力感のある、おいしいお蕎麦(ざるそばなど)や、中条名物の「ぶっこみ」なども用意されていますので、お立ち寄りの際には、ぜひお食事もセットでおススメしておきます。 ( 2005. 9. 4 )

 
 梅木(うめき)鉱泉保養センター 長野市中条梅木
 TEL 026-267-2641 FAX 026-268-3924
  長野市中条日下野付近 ( 1 / 75000 )
 [ 営業時間 ]
  ・ 昼食 11: 00 〜 16: 00
  ・ 宿泊 16: 00 〜 翌 10: 00
 [ 定休日 ] 毎週水曜日
 [ 料金 ] 大人 500円、子供 400円
 [ 交通機関 ]
 長野市茂菅(もすげ)から地蔵平を上がり、県道 401号線(長野小川線)を七二会(なにあい)経由で梅木鉱泉に向かうルートもあるが、急坂とカーブが続くため、パンフレットやガイドブックで案内されているように国道 19号線を経由したほうが無難。


梅木鉱泉には、平成 11年 5月 8日に訪問しました。 
トップの写真は、新装なった梅木鉱泉を平成 16年 12月 11日に撮影したものです。 
梅木鉱泉保養センターには、平成 17年 9月 4日に再訪問しました。 




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