戸倉観世温泉と万葉超音波温泉 (千曲市)

戸倉観世温泉万葉超音波温泉


  戸倉観世温泉
観世温泉
 戸倉観世温泉は、「湯の宿 福寿草」の前にある公衆浴場で、町民の多くが自宅風呂の代わりに利用しているという日帰り入浴施設である。朝早くから営業していることから、毎日朝風呂を楽しんでいる人も多いという。今回、この温泉には、千曲市と東筑摩郡坂井村の境に聳える「冠着山」へ登った帰りに、ひと汗流すつもりで立ち寄ってみた。
 入口の券売機で料金を支払い、さっそく浴場へと向かう。タイル張りの室内は、いわゆる銭湯で、特筆すべきものはない。敢えて紹介するなら、タイル張りの温泉と奥にある檜風呂の源泉が違うということだろうか。
 源泉である「観世源泉」には「二号線」と「三号線」があり、泉質は 単純硫黄温泉 (アルカリ性低張性温泉)で同じなのだが、それぞれ泉温と水素イオン濃度( pH )が異なっている。参考までに、タイル張りの浴槽に引かれている「二号線」の泉温は 46. 8度、 pH 8. 75 。檜風呂に引かれている「三号線」は、泉温が 44. 2度、 pH は 8. 77 となっている。

 
 戸倉観世温泉 千曲市大字磯部新戸倉 1097-3
 TEL 026-276-2701
  千曲市大字戸倉付近 ( 1 / 21000 )
 [ 営業時間 ] 5: 30 〜 22: 00
 [ 定休日 ] 毎月第一・三・五月曜日
 [ 料金 ] 大人 300円、小学生 120円




  万葉超音波温泉
万葉超音波温泉
 万葉橋の袂にある「万葉超音波温泉」も、「戸倉観世温泉」同様に、町民の多くが自宅風呂の代わりに利用している日帰り入浴施設である。入口の券売機で料金を支払い、番台で切符を渡す手順は、ほとんど銭湯と変わりない。
 唯一の特徴といえば、浴場には種類の違う三つの浴槽があることだろうか。手前がごくごく普通のもの、その向こうにちょっと派手めな圧中風呂、奥にあるのは源泉風呂という配置で、源泉風呂だけは他に比べて少々熱めになっている。印象的だったのは、真ん中にある「圧中風呂」で、下からの圧力が、とにかく強烈だったことだろう。「ペタッ」と座ると、目の前に広がる光景は、まさに日本海の荒波に揉まれているような感じで、体全体がその勢いで左に右に動いてしまうほど。子供なら、隅のほうへ流されてしまうくらい勢いのあるものだった。
 この温泉の由来や効能については、公衆浴場には珍しく、詳しい案内が脱衣所に掲げられている。それによれば、もともとこの温泉は、敷地内に自噴していた「翠明荘第一源泉」を町民向けに開放していたものだった。昭和五十年に、先代の社長・利根川長二氏が、より高い温度の源泉を目指して削堀を始め、地下 350m で新源泉の湧出に成功。現在は、この新源泉 - 二号源泉 - を使ってサービスを行っているという。
 また、浴場には、天然超音波温泉の原理(この原理はどんなものなのか、未だに不明)に基づき、人工的に超音波を発生させており、それが温泉の名称である「戸倉超音波温泉」の由来になっているそうだ。(駐車場横に 世界最初の超音波温泉発祥の地 の石碑あり)
 源泉は、敷地内にある「翠明荘第二源泉」を利用。泉質は 単純硫黄泉 (アルカリ性低張性高温泉)、 pH 8. 81 。

 
 万葉超音波温泉 千曲市大字磯部新戸倉 1125
 TEL 026-275-2228
  千曲市大字磯部付近 ( 1 / 21000 )
  万葉超音波温泉公式ホームページ
 [ 営業時間 ] 4: 00 〜 22: 30
 [ 定休日 ] 毎月第二・四月曜日
 [ 料金 ] 大人 300円、小学生 120円

戸倉観世温泉には、平成 12年 7月 30日に訪問しました。 
戸倉万葉温泉には、平成 14年 2月 2日に訪問しました。 


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