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高ボッチ高原

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高ボッチ高原

高ボッチ高原から望む諏訪湖と高原に咲く花々

写真KAN公式サイト
高ボッチのお花
ぜひご覧ください♪
 高ボッチ高原は、鉢伏山( 1928m )から連なる高ボッチ山( 1650m )山頂周辺に広がる高原で、毎年六月中旬頃には、約三十万本ともいわれる「レンゲツツジ」が一斉に花を咲かせることで知られる。また、八月第一日曜日には、昭和二十七年から始まったという「高ボッチ観光草競馬」が牧場を会場に開催され、競走馬や農耕馬の白熱したレースを観戦する人々で賑わう。
 八月の高原は、「マツムシソウ」や「ヤナギラン」「スズラン」などの高原植物が咲き始める時期。松本平を見渡す展望台(駐車場)から山頂まで設けられた遊歩道の両脇には、これらの花々が咲き競い、気軽に鑑賞することができる。
 山頂からは、東に諏訪湖を眼下に八ヶ岳や富士山が、転じて西には、南北に広がる松本平と北アルプスの山並みを望むことができる。特に、ここから見える朝夕の富士山は、写真愛好家らの間でも人気のスポットで、良く晴れた日の早朝には、県内外から駆け付けたカメラマンらが、雲海のかなたに浮かぶ富士山を狙う姿が見られる。


国道 20号線入口崖の湯と鉢伏山への分岐

 高ボッチ高原へのアクセス
 高ボッチ高原へは、国道 20号線から「高ボッチスカイライン」経由で行くルートと、松本市の「崖の湯温泉」裏から直登するルートの二つがある。
 「崖の湯」からのルートは、最短距離(崖の湯から六キロ)にもかかわらず交通量が少ないため、地元の人たちにはよく利用されているものの、道幅が狭く、急坂・急カーブが連続するのが欠点で、観光で訪れた人たちにはあまりオススメできない。草競馬大会の際には、下り専用のルートとなるので注意が必要だ。麓から出かける場合は、松本からも塩尻からも、時間的にそれほどかわらないので、個人的には快適な「高ボッチスカイライン」を利用したほうが無難かと思う。


アルプス連峰展望台展望台から望む松本市内

 第二駐車場からの眺め
 高ボッチ山頂へは、「高ボッチスカイライン」の終点近くにある市営駐車場(第二駐車場)を起点とした遊歩道を利用する。山頂まで行く時間がない…という方は、せめてここからの展望だけでも眺めておきたい。
 先ず、足元に広がる盆地、これが通称「松本平」と呼ばれるところ。「松本平」は、塩尻市から松本市北部を流れる梓川までを指し、ここから北は、有名な「安曇野」の名称が使われる。展望台からは、もちろんその「安曇野」も見渡すことができる。その向こうに連なる山並みは「北アルプス」で、まさに、日本を代表する山々のオンパレード。鉢盛山(東筑摩郡朝日村)から、乗鞍岳・穂高岳・槍ヶ岳を経て、白馬岳(北安曇郡白馬村)までが一望できる。松本平のシンボルである「常念岳」(ほぼ正面にある三角錐の山)を見つけてから、周辺の山々を辿ってみると分かり易い。


遊歩道入口正面が山頂、右は休憩小屋
北に聳える鉢伏山西にある電波塔(周辺は牧場)

 遊歩道を歩いてみよう!
 駐車場から山頂までは、若干の傾斜はあるものの、立派な遊歩道が整備されているので、スニーカー程度で気楽に山頂に立つことができる。所要時間は、山頂まで約二十分ほど。途中には、「スズラン」(六月下旬〜七月上旬)、「ニッコウキスゲ」(七月中旬〜下旬)、「ヤナギラン」(七月〜八月)、「マツムシソウ」(八月上旬〜中旬)、「コオ二ユリ」などの高原植物が咲き、訪れる人たちの目を楽しませてくれる。
 南向きの緩やかな傾斜になった山頂は広く、北半分は小石が転がる荒地だが、南半分は草地となっており寝転ぶこともできる。お弁当をひろげてのんびりくつろぐこともできるが、山頂は風があるので注意すること。
山頂の案内板
 肝心の展望は、残念ながら、鉢伏山が聳えているため北側の展望はきかないが、東には八ヶ岳と富士山、足元に広がる岡谷市の町並み、その向こうには諏訪湖を望むことができる( 写真 )。南に見えるのは、諏訪湖を源とする天竜川が流れる伊那谷。転じて、西は電波塔の向こうに塩尻市、さらに目を北に移せば、松本平を眼下に、乗鞍岳や北アルプスの山並みを望むことができる。
 県内には、好展望地と呼ばれるところが幾つもあるが、これだけバリエーションに富んだ風景を楽しめるのはここだけといっても過言ではない。山頂には、周辺を案内する銅板(写真右)を埋め込んだ石標が立てられているので、現在の位置を確認することもできる。


遊歩道から第二駐車場を望む自然保護センター

 高ボッチ高原 自然保護センター
 山頂から戻ったら、駐車場横に設けられている「高ボッチ高原 自然保護センター」に立ち寄ってみよう(無料)。ここには、高ボッチ高原の自然や歴史に関わる資料が展示されている。昭和三十年代に撮影した写真との比較も興味深い。
 高原植物については、専用ボードを設け、写真とともに花の開花状況を紹介しているので、興味のある方は、始めにここに立ち寄って確認しておくと参考になるだろう。センターには係員も常駐しているので尋ねてみてもよい。

  主な高原植物の開花時期
コオニユリ
ヤナギラン
 ・ サワギク  六月下旬〜八月上旬
 ・ ヤマハハコ  七月上旬〜九月上旬
 ・ テガタチドリ  七月上旬
 ・ ネバリノギラン  七月上旬
 ・ カンボク  七月上旬
 ・ サワフタギ  七月上旬〜下旬
 ・ コウリンカ  七月中旬〜七月下旬
 ・ ハクサンフウロ  七月中旬〜八月下旬
 ・ ヤナギラン  七月中旬〜八月中旬
 ・ ヤマホタルブクロ  七月下旬〜八月上旬
 ・ オミナエシ  八月上旬〜九月上旬
 ・ コオニユリ  八月上旬〜九月上旬
 ・ オトギリソウ  八月上旬〜九月上旬
 ・ クサレダマ  八月上旬〜九月上旬
 ・ ノアザミ  八月上旬〜九月上旬
 ・ オトコエシ  八月中旬〜八月下旬
 ・ マツムシソウ  八月中旬〜九月上旬
 ・ アキノキリンソウ  九月上旬〜中旬
 ・ リンドウ  九月中旬〜九月下旬

花の開花状況はセンターの資料を参考にしました。 
この記事は、平成 14年 8月 10日現在のものです。

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