ローリヒト教授のパーティ



昨年の12月の初旬にベルリンに行ってきました。
初めてベルリンに行ったのは1989年の秋で、約二ヶ月間滞在でしたが、
その間に東西の壁が壊れるという歴史的な出来事がありました。
このときの滞在は下左の写真のNick Roericht教授の招きで
ベルリン芸術大学で授業をするためでした。
それ以来ベルリンには何度も行っているのですが、その度にその変ぼうに驚きます。
今回は東京デザイナー学院の学生を引率しての旅行でしたが
その期間中にこのローリヒト教授が彼のおよそ25年にわたるゼミの卒業生達を集めて
パーティをやるというので参加して来ました。
私も古くからの友人や昨年東京で会った若いデザイナー達にも出会えて
たいへん楽しい一夜を過ごしました。
ちなみにこのNick Roericht教授はローゼンタール社の業務用食器のデザインで
戦後のドイツデザイン史において有名で
彼の教え子たちが今ドイツの大学のインダストリアルデザインの分野で
中心となって活躍しています。

 


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