フランク・ロイド・ライト設計の暖炉



戦前、外国からの観光客誘致のために、全国にいくつかのホテルが建てられました。
そのうちのいくつかは現在も盛業中です。
箱根の富士屋ホテル、蒲郡ホテル、奈良ホテル、雲仙観光ホテル、日光金谷ホテル等です。
そのうちの一つ、日光金谷ホテルに泊まってみました。
木造の洋式ホテルで、大浴場もなく、部屋の風呂も浅いバスタブの西洋式です。
部屋の木製建具類は年月が経っても狂いのない素晴らしい材と技です。
日光の近く鹿沼には、かつて東照宮の造営にかかわった職人がそのまま居残り、
その技が鹿沼の祭りの屋台に残っているとか聞いたことがあります。
ここの建具類にもその技が生かされているのでしょう。
また、ここのバーの暖炉はフランク・ロイド・ライトの設計によるものだそうで、
下の写真がその暖炉です。
こういうホテルは、泊まるならなら急ぐ必要がありそうです。




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