江戸の町屋



先日、『図説 日本住宅の歴史』という本を見ていたら、
江戸時代後期の町屋の様子を描いた絵がありました。
小さな店の裏で女房が通帳をつけ、
その側で振袖の娘が算盤をはじいています。
縁側では使用人が野菜を切っています。
この当時の世界で、庶民で、それも女性で、
読み書き計算ができるのは珍しくないというのは、
実はすごいことらしいです。
使用人も奴隷のようではなく、家族の一員のようだし。


平井聖『図説 日本住宅の歴史』より


※ 戻る場合は、はブラウザのメニューバーの左端「戻る」をクリックして下さい