河津の平安仏



伊豆の河津の山中に平安仏を見に行ってきました。
奈良時代、ここに大きな寺が建立され、
それが、1432年の山津波で流され、
多くの仏像が埋もれてしまったそうです。
それを村人が掘りおこし、御堂に保管していました。
その全26体が、2024年に国の重文に指定されたのを機に、
新たに展示館を建てて、保管されることになったそうです。
写真の中央は薬師如来坐像、左は地蔵菩薩立像で、
共に平安時代初期のものです。
右は十一面観音菩薩立像で、
これは奈良時代のものだそうです。
すべて、榧の一木造です。




※ 戻る場合は、はブラウザのメニューバーの左端「戻る」をクリックして下さい