大磯「鴫立庵」で回顧展



3年前の5月に亡くなられた洋画家高田保雄氏の回顧展が、
大磯町で開かれているので、行ってきました。
町内の4か所で分散して開かれていたのですが、
いちばん雰囲気のいいのは、
なんといっても、この「鴫立庵」で開かれているものです。
写真の奥の戸板に描かれた蓮の絵も氏の筆になるものです。
蕪村を敬愛していた氏の絵が俳諧道場で展示されるのが、いいですね。
ここは何度か来たことがありますが、今回、庭の句碑を見てみたら、
ひとつには元禄14年中秋とあります。
ということは、
「江戸城松之大廊下」の事件があった年(1701年4月21日)ですから、
赤穂への早駕籠がこの前の東海道を通ったことになります。




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