突然ですけど神奈川県座間市はご存知? このページは座間市の良さを全世界に広めるために作られた「総合座間サイト」なのでえす。
第1章・このページの誕生、そして名前の由来。
作者こと越後は長いあいだ座間市に住んでいました。クリッカブルマップ作成ソフトと出会い、間違って「町田のパソコン街の地図」を作ってこれにうっとりとしてしまった私は、そのままそのページを「MACHIDA
PC MAP 」として立ち上げてしまう。で、何を思ったのかこのページが意外に好評、町田ホームページ界に「MACHIDA PC MAP」在り、と認知されるにまで至ったのである(本当か?)。その町田PCマップが軌道に乗り出した頃、ある一つのページの存在を知る。「すごすば町田市」 このページ、町田市の事について大変よく分かる。町田市民の方の町田市への愛情に押されまくりながらその後「MACHIDA PC MAP」を運営しつづけた。しかし、座間市にこれほどのページはまだ見つかっていない。よし、俺が作ったれ、という事で出来たのが、この「座間を見やがれ」
このページの由来は数年前に仲間数人と見に行った映画「ダイハード3」 その映画のクライマックスで主人公が一言「ザマを見やがれ」(字幕) これに周りが爆笑。その後しばらくは「座間を見やがれ」というフレーズが私の前でちらほらと聞こえました。座間市民でどこが悪い、といいつつも座間市住人の小学生同士の会話には「ざまあ見ろ」という言葉の効果が薄い。なぜなら「見てるよ」で一発で片付けられてしまうからである。そんなわけで、ページタイトルを「座間を見やがれ」とさせて頂きました。ちょっと暴力的、命令的ですがお許し下さいね。
第2章・座間市の位置、人口
座間市の位置: 神奈川県のほぼ中央に存在する。まさしく「神奈川県の臍」だ。東京へは東北40km、横浜へは東へ20kmである。
座間市の地形: 市の中央部に南北に座間丘陵といわれるものがある。これより北は相模川に沿った沖積平野で水田地帯、商業地帯。これより東は台地で畑、住宅街・工業地帯などである。
座間市の人口: 平成27年国勢調査結果 によると、2015年10月1日現在、総数で128,737 人。うち男64,478 人、女64,259 人。世帯数は55,910 軒で一世帯当たり2.30 人となる。ついに座間市においても人口は減少モードだが、まだ横ばいと言える範囲だろう。
第3章・座間市のシンボルマークたち
市章: 昭和27年8月13日制定。「ザ」と「マ」を掛け合わせた物、と聞いたような覚えがうっすらとある。
市のシンボルマーク: 平成3年4月1日制定。アルファベットのZをモチーフとしたもの。中央のラインは市を流れる3本の川、赤丸は太陽、緑は豊かな自然を表している。
市のカラー: ビビッドグリーンというらしい。希望と安らぎの色緑を市民皆が選んだものらしい。平成3年4月1日制定。
市の花: ひまわり。茎がたくましく発展を遂げる市、花が市民の皆が手を結び合い健康な町をあらわしているとか。市の小学校では小学2年になるとひまわりの種を市から貰ったりして大変なのだ。昭和44年1月16日制定。
市の木: モクセイ。太陽系最大の惑星ではない。市民が選んだもの、となっているがどういう基準で選ばれたのか不明だ。昭和55年4月1日制定だ。
市の鳥: これもどういう基準で決められたか不明のシジュウカラ。平成3年4月1日制定。
市の指定フォント: 平成3年4月1日に決められた。「広報ざま」などで使用されている。
*下に(左から)市章、市のシンボルマーク、市のカラーを提示します。これだけ本物と違うのなら著作権も大丈夫ですね、多分。
第4章・座間市の歴史
座間には2,3万年前の旧石器時代から人が住んでいた跡が残っている。縄文時代の土器や石器が市中央部に確認される。横穴古墳が市に多く発見される事から集落の骨格が形成されていた事が分かる。
鎌倉時代の座間は「渋谷庄」といわれている。室町期からは足利氏、上杉氏、そして北条氏とめまぐるしく支配者が変わる。1570年の三増峠の戦いの時には武田信玄軍が座間を通過している。う~ん、なんて「完全戦国年表 」なんだ。
江戸時代になると関東総奉行内藤清成が座間を支配。中期以降は旗本の支配に置かれる。
そして明治維新の廃藩置県によって、座間は神奈川県に所属する。町村制によって「座間村」となった。昭和2年には小田急線が開通し、電気などの近代化が進む。昭和12年、東京市ヶ谷から陸軍士官学校(現在はキャンプ座間)が移転。卒業式には必ず天皇行幸があったため、座間は次第に有名になる。この年の暮れには「座間町」となる。が、戦争の混乱で、慌ただしく近隣の町村と合併、「相模原町」となる。
敗戦を迎えた後に、町民の願いにより再び「座間町」となり、都市化が進む。昭和46年11月1日、「座間市」となる。県下17番目の市として誕生している。
第5章・座間の名物
私は憤然としてしまった。1997年10月4・5日に行われた小田急海老名車両基地における「鉄道展」の事である。沿線の市町村がそれぞれ特産品を販売していたのだが、「座間市だけが」な~んにも販売しておらず、適当なパンフをならべ、座間市のブースに座っている人も無愛想。というわけで、座間の名物・・・・・ってあんまないんだよなあ。とほほ。
座間の水: 座間市は県でも珍しい、地下水を水道水として使用している街なのだ。厳密には川の水とのブレンドではあるが、夏は冷たく、冬は適度な温度のこの水、かなりおいしいのだ。そこであるのが250ml缶に詰められた「座間の水」
これは、座間の地下水をそのままつめたような物である。座間の大凧祭り(後述)でも販売されているらしいが、入手は結構難しいレアな品物だ。味の方は、塩素が詰まった水道水の味になれている我々にとってはまずい、という感じだ。この水がうまい物としたらそれは、「六甲のおいしい水」「南アルプスの天然水」と同系統のうまさであるといえる。そう言えば昔、座間の地下水の取得をめぐる条例をめぐって、市議会と市長でなんかおきたとか。
座間の大凧祭り: ゴールデンウィークに相模原河川で行われている祭り。「ゴールデンウィークの祭り」として、よくニュースでも取り上げられている。大凧祭りの一切は座間市と大凧保存委員会が責任もって行っている。120畳程度にも及ぶ大凧を毎年作り、そして揚げる。すべては「座間の子らに夢と希望を与えるため」である。神奈川の祭り50選にも選ばれているこの祭り。今年(1998年)やっと見る機会が与えられた。祭りの会場は結構人手でごった返している。それで挙げられるのだが、なかなか上手くいかない。アナウンスのねーちゃんの言動も変だ。少しでも上がるものなら、「おおっ」という完成が上がる。見ていて結構面白かったぞ。
第6章・座間の史跡
星谷寺: しょうこくじ、あるいはほしやでら、と読む。奈良時代の高僧である行基が座間を訪れ、聖観音を刻んで御堂に安置した寺。坂東33札所巡りの8番札所として知られているこの寺。ここの梵鐘はもっとすごい。1227年寄進されらこの鐘。日本で50番目、関東以北では2番目に古い由緒ある鐘なのだ。この鐘は撞座という鐘をつく部分が1ヶ所しかない事から日本三奇鐘といわれ国の 重要文化財に指定されている。北条早雲の保護を受け、早雲の曾孫・北条氏照は度々ここを宿舎とした。北条家滅亡後には、豊臣秀吉から3石の朱印地が与えられた。
護王姫社: 源義経の妻・護王姫。兄・頼朝に追われ奥州に逃れるたびに出た夫を追い、座間の地まで来た。姫は身重だった。姫は倒れた。難産の末、他界した。座間の人々は泣いた。夫を慕う姫の気持ちに泣いた。墓標として欅を植えた。その後、護王姫は夢枕に立ち、徳の高い僧に読経をしてもらえば安産の守りになる事を円教示の住職に約束した。円教寺に立ち寄った日蓮に読経をしてもらい、今では安産の神となりこの社に祭られている。
梨の木坂横穴群: 昭和45(1970)年、道路拡張工事を行っていたときのこと。突如現れたのは「横穴群」であった。「横穴群」とは古墳時代の人の墓。座間市のものの場合は西暦700~800年ごろ(東国の場合は西国と違う文化がまだこの頃も続いていた――詳しいことは省略)のものとされる。中からはガラス玉・金環などが出てきている。墓の入り口の部分の石の積み方は相模川中流特有のもので、極めて貴重な遺跡と言えよう。現在は二基が市の指定史跡として大切に保存されている。
第7章・ZAMA PC MAP
「MACHIDA PC MAP 」になんかにゃ負けないぞ!題して「座間PCマップ」
……と言いつつ、もう座間を離れて数年経つので書けましぇん(涙)。でもこの間「ソフマップ座間店」とか目に入ってきてなにぃ?!と思ったもんだが、ノジマの中に出店した「ショップ・イン・ショップ」の「Sofmap U-front」だった。十分な気もするが
第8章・座間の未来
座間市はこれからも発展しつづける。それが、私の言う「座間ニュータウン構想」なのだが、短に「zama」と「tama」で発音が似ているだけだろ!という理由で却下なのであった。
実際のものとしては、「第三次座間市総合計画」なるものが着々と進展しており、市庁舎や「座間ハーモニーホール」などの文化施設が次々と出来あがった。
あと、座間市と綾瀬市と海老名市、そして大和市で合併して「政令市」を、といっている地元政治家もいた。座間市は相模原市と合併後、地元の声で独立した経緯があるのでどうなるかは不明である。
しかし、東京へのアクセスも便利な座間市はこれからも人は増えるはず(確証なし)。
第9章・リンク
というわけでリンクである。ひとつだけだが。リンク先は「座間市ホームページ」 そう、座間市のオフィシャルサイトなのだ。公共施設やイベントなどのタイムリーな情報が手に入るし、「座間の歴史」やら『座間を見やがれ』でも取り上げたことが、きちんとまじめに書かれている。このページを見た以上は、こっちも見れ!ということで。
□座間市ホームページ□
http://www.city.zama.kanagawa.jp/
このページへの意見、感想、抗議はechigo@asahi.email.ne.jp まで
なお、「座間を見やがれ」の新規更新はもうないと思います (爆)。悪しからず。そんなこと書いておいて4回も更新しているのですが、Webサイトはそんなもんです。
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