新機能「新暦換算」について page:1

▼「新暦換算」の概要、使い方
▽第三版から新しく加わった項目として「新暦換算」があります。これは、旧暦…すなわち太陰太陽暦を現行暦である太陽暦のグレゴリオ暦に直したものです。ただし、旧暦での出来事が起こった月日が明らかでなければ、この項目の中は空になっています。現行暦であるグレゴリオ暦を記すことによって、@梅雨時など、その出来事が起こった季節が分かり易くなる。A「新暦換算」をみて、「今日は7月1日、ああ、いまから390年前の今日この日に本能寺の変があったのだな」と、戦国時代への思いを馳せる行為が更に面白くなる……などの利点があります。

▼注意1:旧暦の年の瀬は西洋暦ではもう来年、と言う話
▽つまり、旧暦の12月は既に新暦だと年が明けている、ということです。それにともない、当「完全戦国年表」をはじめ、多くの歴史書・歴史教科書などには、旧暦(例えば、三方が原の戦いの日・元亀三年12月23日)に、便宜的に西暦をつけていますが(たとえば、1572[元亀三]年12月23日)、実際にはその年の暮れだった場合、本当の西暦と便宜的につけられた西暦には一年の差があるということです(三方が原の例で行けば、合戦は1573年2月5日に行われている)。

▼注意2:新暦変換ミスの可能性
▽私のオーバーヒートによる計算ミスが多数予測されます。この「新暦換算」を使用するときは利用者の責任内で十分注意して下さい。季節を知るくらいなら大丈夫ですが、「今日は何の日」レベルになると…

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