スパークリングワインの製法
◆シャンパン方式(メトード・シャンプノワ)
スティルワインを瓶に詰め、糖分と酵母を加えて密閉し、瓶内で二次発酵を起こさせる方式。
フランスのシャンパーニュを名乗るものはすべてこの方式で作られる。ドイツで「フラッシュンゲールング」イタリアで「メソッド・クラシコ」スペインで「カヴァ」と呼ばれるものもこの方式が用いられる。
◆シャルマ方式
大きなタンクに密閉し、その中で二次発酵を起こさせる様式。空気に接触せず短期間に製品化できるので、コストを抑えたい場合やブドウのアロマを残したい場合に用いられる。
◆トランスファー方式
瓶内二次発酵したワインを加圧下のタンクにあけ、冷却、オリ引きしてから新しいボトルに詰め替える方式。
◆その他
メトード・リュラル
メトード・アンセストラル
などは、一次発酵途中のワインを瓶詰めして瓶内で残りの発酵をさせることにより発泡ワインを作る。
炭酸ガス注入方式は安価なテーブルワインなどで用いられる。
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