セカンドワイン
セカンド・ラベルとも呼ばれる。フランス語ではスゴン・ヴァン。そのシャトーの品質基準に満たないキュベや樹齢の若い木から収穫されたブドウから作られたもので、作り手にとってはそのシャトーの品質を維持するために重要な施策となり、消費者側にとっては、得てしてお買い得な代物となることが多い。中でもレ・フォール・ド・ラトゥール（ラトゥールのセカンド）、クロ・デュ・マルキ（ラスカズのセカンド）、ル・バーン・デュ・オーブリオン（オーブリオンのセカンド）、レゼルブ・ド・ラ・コンテス（ピションラランドのセカンド）などの評価が高い。ちなみに「レ・フォール・ド・ラトゥール」は格付け二級に匹敵する品質を目指して作られていると言われ、実際格付けクラスとの評価を得ている。ただし値段も格付けクラス並であるが。