Ch.マルゴーの低迷の時期 映画「失楽園」にも登場し、日本でも極めて人気の高いCh.マルゴーだが、1960年代から70年代は厳しい時期が続いた。原因はオーナーのジネステ家が石油危機や73〜74年にかけてのボルドーワインの暴落で経済的に困窮したためで、ついに77年、このシャトーは現在のオーナーであるメンツェロプーロス家に渡ることになった。 それ以降はかっての栄光をとりもどし、現在に至る。 ちなみに私が3/25に飲んだ76年ものに対するR・パーカー氏の評価は70点でコメントは以下の通 り。 間違いなく メンツェロプーロス家以前のワインで、軽く、かすかにジャムのような果 実味があるが、スタイルは率直でひどく単純。 ちなみに66年はマルゴー凡作に時期の中では例外的な成功作と言われているビンテージ。それでもパーカー氏の評価は83点だけど。 |