マディラン・シャトー・ブースカッセ・V.V.

1836年からブリュモン家が所有するシャトーがこのブースカッセ。当主アラン･ブリュモン氏は、フランスで最も権威のあるレジョン・ドヌー ル勲章を授与された、マディランの巨星と呼び名も高い生産者で、あの トム・クルーズが惚れこんでわざわざフランスまで購入に来るとか。

濃厚な果実味と動物的なアロマを備えたワインは力強い本格派のボディがあり、タナ（地元ではタナットゥと発音される）種という、この地区独特の葡萄品種にこだわりつづけるブリュモン氏の哲学を物語るワインである。 V.Vは粘土石灰質の土壌を持つブースカッセの畑の中で、樹齢60年以上の古木か ら収穫される葡萄のみで造られる。新樽100％で熟成。

シャトー・モンテュス

ブースカッセが粘土石灰質に対してモン テュスは砂利質の土壌からこの地方では唯一のエレガントさとまろやかさを 持つワインが造られる。ブースカッセとの「土壌比較」の飲み比べがおす すめ。香りは非常に複雑で高級感が感じられ、濃縮感と力強いタンニン、豊 かな果実味が特徴で、某芸能人格付けチェックでは10万円相当のシャ トー・ラトゥールと間違えてしまった有名人も。