Ch.ボワ・カントナック 1855年にメドック3級に格付けされたが1860年から45年間はカントナックブラウンに吸収され、1920年に再びこの名前を名乗れるようになったものの、今度は建物をCh.マルゴーに取られて、ワインの醸造は「Ch.プジェ」を間借りしているという可哀想(?)な歴史を持つシャトー。格付け当時の評価は失われ、シャトーでは有名なエミール・ペイノー教授のコンサルティングを受け、品質向上に努めているが、R・パーカー氏は「ブルジョワ級に格下げ」と酷評している。