コンフュロン・コテーティッド
セレナ・サトクリフ著「ブルゴーニュ」によると、ヴォーヌロマネとニュイサンジュルジュに本拠をおくドメーヌで
オーナーのジャッキー・コンフュロンと子息のジャン・ピエールがワイン作りに努力を傾注しているそうだ。新樽比率20%。
サトクリフ女史はここのエシュゾーをずいぶん誉めておられる。
このドメーヌはまた、レバノン人の醸造技師ギイ・アッカが醸造指導をしていたことでも知られている。極端に長い低温浸漬
で濃厚なワインを作る彼の手法については賛否両論あり、たとえば「ブルゴーニュワインがわかる」のマット・クレイマー氏などは、ワインの作りに派手な個性が出過ぎて畑ごとの違いがわからなくなっている、と批判的である。
参考:「ブルゴーニュワイン」セレナ・サトクリフ著 早川書房
「ブルゴーニュワインがわかる」マット・クレイマー著 白水社
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