2002年 9月
青山カジュアルフレンチ:アンカシェット

青山1丁目、ホンダの裏手にある、フレンチレストラン、アンカシェットで、後輩の誕生会を開く。
http://r.gnavi.co.jp/g728500/

お店の人の爽やかでさりげない気くばりと野菜が印象的。カジュアルで寛げる店。
夜のテラス席、あいにくの雨だったが、ガラスから見える緑がきれいで気持ちヨカッタ。

ディナーコース4000円。
★ アミューズ
人参のフランといわしのエスカベシュ
★ まぐろのタルタル・アンディーブボート、夏野菜のギリシア風マリネ添え
★ ポテトとポロ葱の暖かいポタージュ
★ メインは以下の3つからチョイス
鱸のポワレ グリーンピースソース
フォアグラのソテーカシスソース
牛肉のステーキ、シャンピニヨンソース
これにデザート、コーヒーがつく。

予約時に、誕生日の人がいる、と言うとケーキも作るとのこと。
ただし、1人につき750円かかり、持ち帰りは不可。食べきれないと思い、断ったのだが、デザートプレートにお誕生の人の名前をチョコレートで奇麗に書いてくれ、ロウソクもちゃんと立てて、バースデーソングを皆で唄ってくれた。

ワイン、ぐるなびを見るとリスト以外にもありそうな書き方。
サヴィニー・レ・ボーヌ(畑名を失念、いつもながら情けない)99にする。
モーリス・エカール好きだな〜

アラカルトも豊富で、おいしそう。さくっと行って、好みのお皿をとるのもよさそう。
リーズナブルな価格に思えた。


休みの日、青山方面をお散歩し、どこかでちょっと食事をと思った時、ここで野菜を沢山頂くのも心地良さそうだ。
ランチタイムに引き続き、2時から4時はカフェタイム、これも使えそう。

Pastelのなめらかプリン

銀座三越地下に行くと、いつもロープが張られ、行列してプリンを買っている姿が見られた。
そんな熱意は無く、一度も試していなかったPastelのなめらかプリン。

ある日、ふと見ると誰も並んでいない。(最近は行列、少なくなったか?)
よい機会と購入してみる。
1個280円也。

説明にあるように、3層に分かれている。
◇ 一番上はこくのある八分立てのクリームを食べているような食感。
◇ 真ん中は、これ、固まっていないんじゃないか?と思うくらいとろとろ。
食べるというよりは、スプーンですくって飲むというイメージだ。
◇ 底のカラメルは、普通。

卵と生クリームのみで作っているとのこと。上層部と中層部の味違いができるのは
「オーブンで焼きあがるまでに、乳脂肪分がゆっくりと浮き上がってできる、美味しさへの摩訶不思議な現象」(お店チラシの説明より)だそうだ。

個人的には、生クリームを加えたような乳脂肪分の高いプリンよりも、
卵と牛乳のみの昔プリン、固め方が、好きだ。
火が通りすぎ、スのはいったプリンは困るが。

だから、このなめらかプリンは、リッチな味わいなのに、とても物足りない感じがする。
でも、1度は食べてみないと、わからない。今回はよい経験だった。

ほかに、ショコラ、キャラメル、マロン、パンプキン、カプチーノ、紅茶、アマンド味があるらしい。ブランマンジェも。

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近所にとてもお世話になっている老夫婦がいらっしゃり、おばちゃまに、このプリンを2つ、お茶の時間にでも、と差し上げた。
感想は
「おいしいわ!とても、おいしかったわ。どこで売っているの?買いたいわ。主人もとても気に入っていたわ。」
聞けば、おじ様は「キャトルのうふプリン」よりもこちらがお好みとのこと。
なめらかな口当たりと甘さが、受けが良かったようだ。

銀座クレムリのソフトクリームとプリン
銀座4丁目交差点から三越側を京橋方面へ。
UFJ銀行と松屋の間の道を右折し、王子製紙を通り越して少し歩くと畜産会館の看板が見える。その1階にガラス張りのお店がある。

店内はゆったりとしていて、椅子とテーブルもあるので、1人買い物に歩き疲れ、ちょっと、という時にありがたい存在。
ミルクソフトクリーム 250円
カフェミルクグラッセ 320円
珈琲牛乳 250円
酪農家牛乳200円
チョコレート牛乳 250円
抹茶牛乳 280円
紅茶牛乳 250円

いつも悩むが、どうしてもソフトクリームを食べてしまう。
ミルクも飲みたいけど。

甘さは控えめ(私にとっては)。
ミルクたっぷり、ほんの少しざらついた感じに懐かしさを憶える。
コーンもニッポンのカリカリコーン、控えめな香ばしさがソフトクリームと良いマリアージュ。
先までソフトクリームがちゃんと入っていて、モー最高。

店内にはチーズや牛乳、ヨーグルトなどの小売もある。
因みに「銀座クレムリ」のプリンなるものも、我が家の近所の、ゴクゴク普通のスーパーで発見。
こいつもなかなか美味しい。100円也。近所のスーパーでは98円だ。ウシシ
ホームページによると新作も出てるらしい。要チェックだわ。

外にソフトクリームと牛が置いてあり(HP参照。なかなかラブリーである)、お出迎えしてくれているのですぐわかるはず。

http://www.zenraku.com/cremerie/index.htm

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なんて考えながら寝たら、ホルスタインちゃんとお話し、乳しぼりをさせてもらった夢見た。

ホルスタインちゃんの声は、キューティーハニー、はたまた一休さんの母上様、極めつけルパン3世の不二子ちゃ〜ん、の増山エイコさんだった。

「ええ、いいわよ〜」って声、優しくてよかったなあ・・・モー・・・
やすらいだなあ・・もぅ

バードランド〜♪

バードランド。 いい響きだ。
バードランド♪と聞くと、頭の中で、ウエザ―・リポートの名曲が流れ出す。
ヴィジョンは、旧N亭の居心地の良い部室、絶景の庭、そこにちょこんとチャッピー。
世界中どこを探してもここにしかないN姫お手づからの絶品料理とすばらしいワインたち。
楽園――――
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である。・・・・が、銀座の焼き鳥屋、バードランドも同時に思い浮かぶ。
ここは予約をとるのが大変だ。公に予約方法を書いてしまっても何ら問題ないと思うので、ご参考までに。
カウンター席は当日、12時から電話受付するのだ。2交代制、5時の部と7時30分の部。テーブル席は1週間前。
7時30分だとぼんぼち、そり(だっけ?)など、品切れの可能性が高い。
5時の部に行ったときでさえ、もうない、と後から注文していた人は言われていた。

相棒と私、夏休みなどなく、猛暑の中、ずっと働いていた。
で、ふと、思い付いたのだ。
「東京は人が少ないだろうし、この暑さの中、焼き鳥屋、すいていないかな?」と

塩味中心、どれもうまい。で片づけてはいけないが、うまい。噛み応えのある肉だ。
焼きチーズが、香ばしくとろ〜んとしておいしい。国産(吉田牧場)のカッチョカバロ。
(これを書くと某氏に刺されるかもしれない。)

ワインもある。
締めの親子丼はまた食べたい。
入り口に親子丼の店じゃありません、という張り紙があるのだが?
デザートのプリンもしっかり濃いお味。カラメルもにがめ。

ただし、自分の好みはたれにどっぷり浸かった焼き鳥なんだけど。
そして、高めではある。

初トラジ
焼肉たべたい、丸ビルのトラジに行こう!という話になったが、
とんでもなく予約はとれなかった。

銀座店へ、6名で。
奇しくも、G優勝の祝勝会となった。
お店はとても込んでいた。
大好きな人たちと、わいわい、焼肉なんて、本当にシアワセだ。
お腹いっぱい、シアワセいっぱい。
 
なんてよい日なんだろう!
皆様、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。

*zouk-mashineって、カリブの歌姫グループなんだそうだ。
 知らなかった。

エリック・カイザーの謎

「パリのルヴァンの旗手。エリック・カイザーが贈る天然酵母パン」(お店のカードより)
メゾン・カイザーは高輪と三田にオープンしたパン屋だ。

「・・・・その生まれも、行方も誰も知らない・・・・」
どころか、誰もが知っている、銀座の老舗「木村屋」のご子息がパリの「エリック・カイザー」に修業され、この度、日本で開業するという話を耳にしていた。
あれ?検索するとサンジェルマンも絡んでいて田園調布にも店がある・・おかしいぞ。

後輩が開店早々、仕事の帰りに高輪店に寄ったところ「何にも残っていませんでした〜」という話を聞いた。
銀座松屋の地下にも売店がでており、一番人気(?)のクロワッサンは焼き上がり時間にはすぐに売り切れるらしく、バケットを求め美味しく頂いたのだったが、まだクロワッサンは食していなかったのだ。

先日、松屋に立ち寄ったところ、クロワッサンがまだ残っていた。
相棒の話では、個数制限があるということだったが、大丈夫、希望数を購入できた。
1個160円也。

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でかいわ。
よい形、よい焼き色。テリテリしている。
ここまでしっかり膨らませて、でもしっかりしているのでどうしてだろう?
食べると、さく、さくっと小気味いい。
層がつぶれない。
層と層の間の空気から香ばしい香りが口腔に広がる。

最初の一口は、もう少しバターが入っていてもいいのかな?とおもったのに、完食するとかなりの満足感だ。

そして、形、味とも、翌日でも全く変わらない。
謎だ。

http://allabout.co.jp/gourmet/bread/closeup/CU20020319A/index.htm

小川町の龍水楼

小川町龍水楼
★ 餃子
大きさは中くらい。かな?皮は想像より少し厚め
餃子は大きくても小さくても、どんな料理法でも大好きだ。

★ 肉団子の甘酢あんかけ
あんの中に、「白葱の紙ふぶき切り」という形容がぴったりの葱。
色のコントラストがきれい!
甘酸が絶妙なあんがかかっているのに表面がしっかりと硬く、割ると中がふわふわ。
肉汁がじゅわっと出るかと想像していたが、タネに内包されていて、奥深いゾ。
これも秀逸。こりゃ、すごいわ。私にとって、金星肉団子だな。

★ 麻婆豆腐
新橋と銀座の境目にある中華料理店「趙楊」(うまいよ、ここ)の麻婆豆腐(甘口?)と同じ位の辛さ。
相棒と平気で食べ進む。豆腐のあまみ、挽肉のうまみが口にひろがっていくぅぅ、辛い!
ひぃ・・・。塩気が大変良いぐあい。
お好みでどうぞ、と山椒粉が添えられるが、とてもかけらない。
でも、ちょっとだけ。・・・かけた方がすっきりさわやか・・・やっぱり辛い。
でもあとひきマーボーだ。秀逸。

★ 黄ニラの炒め物
「締めは坦々麺ね」と目論見、ここらでちょっとさっぱり野菜を、と注文。
ところが、これが、豚細切りと豆腐干(という単語が他のメニュウにあったから、それかな?)がしっかり炒め合わせてあり、ボリウム満点。
味はあっさり。ほっとするまもなく、さっきの辛さがフラッシュバックする。
生姜が効いている。小休止して全部平らげる。

★ 小籠包
私たちにとっては、皮がちょっと厚め。お腹一杯になっちゃった。
薄かったら、坦々麺まで行き着けたのに。(無理か?)

☆ ここのサイトはこちら ☆
お嬢様がHPを作っているとのこと。
http://homepage2.nifty.com/ryusuirou
羊のしゃぶしゃぶ、そしてこの摩訶不思議なデザート、見てみたい、たべてみたい。

糖朝、青山店へ行ってきた
香港の人気店「糖朝」が青山にオープンしたという。
相棒、そして香港大好きP太郎氏の総勢3名で早速行ってきた。
http://www.takashimaya.co.jp/corp/news/2002/sweet/2.html

待ち合わせは夜8時に店の前。。。。やや、なんと行列が!
代替案が見つからず、諦めるタイミングを逸し、待つこと1時間。
行列嫌いのP氏が1時間並ぶという記念すべき瞬間に立ち会えて光栄であった。

店の内外で、いかにも某百貨店の社員という感じの男性が5,6名対応をしている。
8時半すぎに最後尾につこうとした人が断られていた。

茶色のメニューに自分でチェック。(筆記用具、その都度頼まないと置いていってくれない・・失くなるものね。)

☆ 椎茸入り大根餅(3個) 450円
☆ ちまき(1個) 300円
☆ 季節野菜の湯引きオイスターソースかけ 800円
☆ なすと牛肉のXO醤炒め 900円
☆ ピータンと豚肉入り粥 680円
☆ 白身魚入り粥 700円
☆ 蝦ワンタン入り香港麺 750円
☆ 牛バラ肉入り香港麺 800円
☆ 蝦水餃子入りまぜ麺(汁なし麺) 700円
☆ フルーツ入り豆腐花 600円
☆ 糖朝特製マンゴプリン 600円

***お断り***
私の勝手な感想です。いつもこういう状態ではないと思うし、私は本場の味を知らないので、あくまでもご参考までに、ということでご容赦ください。

★ 粥の味がぼけているように私には思えた。トッピングの魚はだれっとした感じ、ピータンってもっと弾力性のある食感だと思っていたんだけど・・・?
★ 粥に比べて、麺のスープは塩気がきつい。細い麺はコシが無いように思えた。
★ オイスターソースが甘いように思う。青菜と相性が良くないように思ったが?
★ 「蝦水餃子入りまぜ麺 」についていたスープは特に塩辛くて干エビのだし(?)の臭いがきつく、何がどうなってしまったの?という感じ。
★ また、このまぜ麺のオーダーが通っていなかった模様で、デザート2種が先にきてしまった。
★ 確認したところ「しばらくお待ちください」ということで出てきた。この時、私の箸は下げられていたので、もう1膳出してもらった。
★ すでにラストオーダーが終わっていたので、このスープ、最後の煮詰まったものだったのかもしれない。
★ 長〜い人生で、こんなにお上品な中華ちまきを見たのは初めて。小ぶりだった。全体的に量は少な目に思えた。

味の好みは個人差があるし、私は香港に行ったことも、この店の味も知らないので「これがこの店の味」なのかもしれない。

また、オープンすぐ、大勢のお客で大混雑、厨房も大混乱ということで、最後に入れた私たちのテーブルが、たまたま、こういう状況になってしまったのだろう。

★ 豆腐花とマンゴープリンは大変美味しかった。さすがだと思った。
(ようやくここでP氏の表情が緩む。相棒と私もほっとする)

★ 予約をとらないということだが、開店すぐで混雑は免れないのだから、予約を取ってほしい。時間を区切ってもいいし。

「良くなるはずだから、これからに期待したい、待ちましょう」
という香港好きP太郎氏の締めの言葉で、本日の夜外活動は解散となった。

*本当に、どうしても我慢できない、早く行きたい!と強く希望される方以外は、しばらく様子を見たほうが良さそう。な気がします。

*とても残念な感じがしました。落ち着いた頃(いつになるかはわかりませんが)、また行ってみたいと思っています。

ウカイリゾート
高尾へ所用があり、その帰りに、とウカイリゾートを予約する。
ここは八王子を拠点とする「うかいグループ」の1件で、他にうかい鳥山、竹亭、うかい亭、とうふ屋うかい、と展開している。
竹亭にはsinpさんもいらっしゃり、レポートされている。
http://www16.xdsl.ne.jp/~sinp/lunch/etc/ukai.html

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1階がレストランフロア、吹き抜け部分にはオリーブの木が生き生きと茂っている。
ランチコースは3500円(魚コース)、4800円(肉コース)の2種

★ ゆり根のフラン
★ オードブル3種
* 高知産プチトマト、スモークサーモンムース詰め
* つぶ貝と焼きなすのジュレ
* いさきのカルパッチョ
銀のちょっと深さのある平皿に笹が敷かれ、そこに氷が盛り付けられた上に、小ぶりのガラス器に少しずつ入って乗っている。
真ん中には紅葉があしらわれ、小さなスプーンが氷にざくっとさしてあり可愛い。ダイナミックで美しい盛り付けだ。
★ スープ
魚コースはあさりのスープ
肉コースは山栗のポタージュ。栗の甘さととろっとした食感が栗好きにはたまらない。
★ パスタ
魚コースは白エビのクリームパスタ
肉コースは毛蟹のクリームパスタ 蟹好き、クリームパスタ好きにはたまらない。
★ メイン
魚コースは、甘鯛のポワレ、蕪のピュレー添え
モロッコの陶器に入れてサービスされる。ものめずらしく楽しい。(先日NHKのクイズ番組に登場していた)
肉コースは、うかいの持つ牧場の牛肉、二切れ。
★ デザート
席を2階に移す。2階の出窓の処理や外の木々の見せ方が美しい。外は幹線道路で本当はあまり景色は良くないのだが、ベランダの処理でうまく目隠ししている。
今日は4種、私は盛り合わせにする。
★ メイプルシロップのシフォンケーキ
★ ホワイトチョコレートのムース
★ いちじくのコンポート、ジュレ添え
デザートは楽しく、お味もよい。いちじくのコンポートを形良く作るのは大変そう。

食器はベルナルド、ジノリなど夢見心地になるようなものが使われている。
スープはロイヤルコペンハーゲンの蓋つき容器、開けるのが心嬉しい。

全体的に、雰囲気もよく、楽しく食事が出来る。
量はやや物足りない感じがする。これは味の満足度と関係しているかもしれないが。
食後は印象に残らず、あれ?と言う感じ。そう、やはり何か物足りなさを感じる。

そして画一的な感じがする。
これは「うかい鳥山」の煮物なども同様。

ただ、「うかい鳥山」は、自然の中、炭火で焼く鶏肉や、とろろ飯は旨い。
特におじさんが外でじっくり焼いてくれる鮎の塩焼きの美味しさは、普通味わうことが出来ない。これだけでも行って良かった、と思わせるものがある。

とはいえ、何かの折り、高尾方面で洋風の食事をするのなら、雰囲気よくゆったりとでき楽しい。

んん?でも、うかい鳥山の方がいいかな?値段はうかい鳥山の方が高いけど、個室だし、自然を満喫できる・・。こちらは昼と夜、値段が変らない。
但し、混雑する時期には受付が大混雑して、大変なことになるのを避ける方策を考えた方がよいかも。

八雲のぷりぷり、つるつるワンタンメン
ついこの間までの猛暑が、ウソのように肌寒くなった。
あつあつのラーメンをふぅふぅしながら食したいな〜、と週明け、朝から物思いに耽る。

中目黒駅、改札を右にでると、新しくて背高のビルがある。
しろみみさんのおっしゃる新しいスーパーはこの地下に入っている。
このビルの向こう側、目黒銀座商店街を5分ほど(?)歩いていくと、左手に、この店はある。

日本家屋風のレトロな作り、暖簾をくぐると、カウンターのみの細長い店である。
満席で待つことしばし。
特製ワンタンメン 900円
エビワンタンメン 1000円
肉ワンタンメン 800円
当然、特製ワンタンメンを注文。
エビ、肉、どっちも食べたいもの。

しこしこの麺は細い、でもたっぷりあった。
ワンタンはプリプリ、ツルツル、うまみが閉じ込められている。
肉、エビ、交互に食する。

スープは和風ダシ、香り豊かであっさり醤油味。でも、コクは十分。
1杯食べ終わると、大満足。ご馳走様でした。

男性には、もう少し油っけ、コクがあったほうが良い人もいるかも。
食べているときから、後ろには待つ人が。出ると行列だ。人気店らしい。

春に食べたに行った、これはその時のメモ程度のもの。
店内にバロック音楽が流れていたような記憶がある。

近所のOLがお財布とハンカチだけを持って夕食をとりにきていた。
こんなワンタンメンが食べられるなら、残業も頑張れるな。

また食べに行きたい、お気に入りのワンタンメンだ。

帝国ホテルのレトロバケッド

帝国ホテルでフランスから小麦粉を取り寄せて焼いたフランスパンを出したって!

早速、買いに赴く。しめしめ、残り2本。
先日は店内をぐるぐる水族館のマグロみたいに回ったけど、見つからず。売り切れだった。
1本購入。300円也。緊張、興奮。
帰りの電車で、鼻をくすぐるパンの良い香り。明日の朝が楽しみ。

休みの朝、濃いめに出したお紅茶でミルクティーにする。
それに半熟たまご。黄身とろとろ。今日はどの塩をかけようか。

先は魔法使いのくつのようにちょっと尖ってる。焼き色はなかなか。
ん?皮、ぱりぱりっていうより柔らかいな。
中はもちっとした感じ。しっとり。
さすがによいお味だが、ちょっとしっとり感が日本的。

帝国ホテルのガルガンチュアでパンをお求めになる方は相応のお年だろうし、朝食にはこんな感じが心地よいのかもしれない。
焼いたらとかりっとして、表情が変わる。
帝国ホテルは鹿鳴館があったあたりのはず。
夜毎繰り広げられる華やかな舞踏会、大川捨松のひときわ輝く姿など思い浮かべつつ、噛み締める。

丸ビル初詣で:オザミ・トーキョーへ行ってきた
丸ビル35階、オザミトーキョーへ行ってきた。
オザミ・デ・ヴァンからの案内状に、9月末までルイロデレール1杯サービスって書いてあったので、それにつられて予約。物見遊山である。

待ち合わせまでコンランショップでも覗こうと、早めに行ったが、人の多さにめげ挫折。
千疋屋がやっぱり入っていて嬉しい、と思ったら、ガラス張りで落ち着かない。
旧丸ビルの千疋屋が懐かしい。さみしい気持ち。
デザインもう少し違う感じの方が好みだな。

相棒の話では、エレベータに乗るのにも行列らしいが、地下1階から35階直通エレベータは穴場だったようで、すんなり上がれた。

店に入ると、左側、ガラス張りの中で子豚チャン、くるくる、ただいま丸焼き中。
***飲み物***
★ ルイロデレールのシャンパン
(案内状、鞄からごそごそ探し出す。さっと出せるようにしておくべきだった、と後悔。かっちょ悪い)
★ グラス白を3種
シャブリ、クリオバタールモンラッシェ(オリビエ・ルフレーブ)、シャサーヌ・モンラッシェ(ラルー、この作り手知らない。どんな方なんでしょう?)すべて98
★ シャンボールミュジニ(ユベール・リニエ)99
リストには98とあったが、リストの間違いで99。相棒、大喜び。
★ グラスでラフィットロトシルト98を、相棒と私で1杯を分け合う。
(お付き合いいただいたP太郎氏は、ボルドーはお好みではない。)

***お料理***
★ 帆立のタルタル、マスタードアイスクリーム添え
しょっぱい&マスタード風味のアイスクリームって初めて食す。
★ 本日の魚(ソイだった)のカルパッチョ オザミスタイル
★ ヴォーヌ・ロマネ村の石で焼いた寄居産石田さんちの無菌乳飲み子豚の丸ごとロースト
★ 美食家の的非常に珍しい寄居産石田さんちの無菌乳飲み子豚のさまざまな内臓その日の調理法で
★ フライドポテトをサイドディッシュとしてオーダー。
ローズマリーの風味がよかった。

子豚は出色だ。素晴らしいの一言。
乳臭い香りがなんとも言えない。
柔らかく、でも噛むほどに口の中で広がるうまみは喩えようが無い。

内臓は肺、レバー、腎臓などその日によって異なるとのことだが、内臓も肉も、乳飲み子豚ゆえ臭みは全くなく、柔らかく、唸るばかり。

サービスを担当してくれた若者はとてもさわやかで素直な感じ、好感がもてる。
しかも、「少しですが、もしよろしければ」とスデュイロ84を3人にサービスしてくれた。
嬉しかった!甘口なんて本当に久しぶりだ。

サービスは、みんな気合が入っており、丸山さんが先頭きって頑張っている、
チームでがんばってるな!勢いを感じる。

*ワインリスト、素晴らしいのだが、誤字があり。
P太郎氏は、盛んに空にスペリングして確認していた。
そういえば、銀座本店のリストも誤字あったわ、と翌日になって思い出した。

*デザートメニュー、かなり、こっぱずかしいと我々は思った。
たとえば、アイスクリーム盛り合わせには「愛のクルージング」だもの。

神保町、小学館ビル地下「レストラン七條」

昨年11月、週末の夕方。車でかけていたFMで、ゲストは高名な料理評論家だった。
ふん、ふんと聞いていたのだが、
「レストラン七條というお店がありましてねえ・・」というところでピクっときた。
話の途中で家に着いたので、あてもなくぐるぐる走り、夕飯を作るのが遅くなった。

どんな話だったか、は覚えていないのだが、「レストラン七條、レストラン七條」と私の中で妄想が広がる。

春になったある日、ようやく夢がかなった。
★ うにのゼリー寄せ
いがいがの雲丹の上を割り、その内壁には雲丹、そしてだしのきいた冷たいジェリーが・・・
★ ホワイトアスパラのアサリソース
春の使者、ホワイトアスパラにあつあつのアサリソースがかかって・・・
★ エビフライ
これが、でっかい海老がごろん。衣はサクッ、海老は甘くて弾力性があって・・・
★ 鴨のコンフィ
皮がかりかり、ぱりぱり、なかはじゅわっ!
★ 季節のサラダ
だったなぁ?なんか野菜も食べたいね、と、とった気がする。夢中で覚えてない。

◆ ◆このあたりで、満腹中枢神経粉砕―――はじけとぶ―――◆◆

★ メンチカツ
ことばがない。
★ ハンバーグ
メンチカツがあんなに美味いのだから、ハンバーグだって、と注文。
上にはちゃんと目玉焼きが乗っていた。デミグラスソースもとろりと甘くて・・・
★ カレーライス
正しい、洋食屋のカレー、背筋が伸びる。

他にも何か食したかもしれない。これ以上、何も覚えていない。
しばらく何も食べさせて貰ってなかったのか?というくらい夢中で食べた。
だって、本当に美味しかったんだ。
食べたかったんだ。
幾らでも食べられたんだ。労働後の体が喜んでいた。

あ、あと、自家製パンのやきたて、ふわふわがあったな。
それから、白、赤各1本。(銘柄、失念)

見れば、近所のサラリーマンが仕事の途中、夕食だったり、皆で飲んでいたり、と本当に気の置けないお店。でもフレンチもあり。
お値段も良心的、安心して大暴食できた。

テーブルの上にはソース瓶。ちゃんと割り箸も最初に出される。
箸袋の裏には、「仕出し、会議のお弁当承ります」みたいなことが書いてあった。
ギネスビールの品揃えが良いんじゃないかな?
私は知識がないから、分らないが、何種類も黒板に書いてあった。

近所にあったらいいのになあ。会社の近くなら、お昼ごはんに行けるのになあ。
オムライスはなかったのが残念。
グラタン、冬になったらメニュウに入るかな?
ご馳走様でした。

四川一貫

学生と本屋とスポーツ店と甘い物と中華料理店の街、神保町。
東京電機大学のすぐ傍にある中華屋さん。
テーブルは4つくらいしかない小じんまりした店。

冷えたビールをくうぃ!五臓六腑に染み渡るぅ〜

☆陳麻婆豆腐
豆腐がぐずぐずに崩してあり、唐辛子がさらに上に振り掛けてある。
山椒粉のすっきりした味とピリピリ唐辛子が良い感じ。

☆乾焼蝦仁
ぷりぷりのエビ、そんなに辛くなく、パクパクいただく。

☆魚香茄子
茄子を素揚げして、ピリカラに炒めたもの。
シンプルなんだけど、いくらでも食べられる感じ。

☆回鍋肉
豚肉だけに味噌を絡めたレシピ。キャベツと葱のあまみを引き立てた炒め物。

☆坦々麺
ここのは鶏がらスープであっさり。細めん使用。
鳥挽肉のあんかけを上にとろりん、と乗っけてある。
マゼマゼしながら頂く。
胡麻だれは使用していないのですっきりした味わい。
胡麻を使ったこってり系が好きなのだけど、
これだけお料理を頂いた後なのでさっぱりして、ありがたい。

壁には千円でお釣がくる定食メニュウが貼ってあり、近所にあったら嬉しい店と思う。
学生の、サラリーマンの見方だ。
普通に美味しいお店、こよなく嬉しい。
1日の疲れが吹っ飛ぶ。ご馳走様でした。

笑顔がやさしいおばさんのお肌は、コンクパールのような輝きのある淡いピンク
そして、もちもちすべすべ!!!

中目黒はサヴォイのピッツア
台風が関東地方へ向かっている中、合羽を着こみ、ダメになっても良い傘にしっかりつかまりつつ、中目黒「サヴォイ」へ向かう。

入り口で、身長1mほどのSNOOPY♪がお迎えしてくれる♪
毎日1枚目のピザはこのコのモノと聞いていたが、ニコニコ頭の上に、Special ぷちsizeのピザが!
(小さいサイズもいっぱい食べられて良さそう・・・このコだけの物だけど)

カウンターに座ると、小さなSNOOPYたち♪が沢山棚にいて見ているだけで嬉しくなる。

ワインリストを見てもよく分からない。
プリミティヴォがあったのでお願いする
(銘柄、作り手、VT失念。否、見てない)。
ジンファンデルから遡及して想像(妄想が正しい)していたのとは異なり、柔らかい口あたり、果実はぎゅっとつまっているがパワフルではなく、素朴で気のおけない、でも存在感は確かな味わい。作り手やら何やらで全く違ってくるだろうから、今後も機会があったら試してみたいな。
タコのマリネ、にんにくブロッコリーをつまみに待つ。(わくわく)
―――外はいよいよ凄いことになっている模様―――

いよいよピザだ。
この店はマリナーラとマルガリータの2種のみ。

とろけたチーズがびろろ〜〜ん
はふっはふっ・・・・・・・

周りはカリカリ、表面はぱりぱり、中はもちもちして噛みごたえがあり、生地の風味が広がっていく、いつまでも、どこまでも。。。。。
トマトソースは濃縮した味なのにフレッシュ。香草が効いているのかな?
釜の中、火の加減で炙られた感じや、煙で燻された香りが生地に移って味わいにふくよかさを与えていてあったかい。
じんわりとシアワセを噛み締めた。
台風にくじけなかったご褒美だね。

*悪天候なのに満席。断られている人もいた。
予約するか、せめて来店前に電話確認したほうが良さそう。

六本木にあるのにTUKIJIという名の店

6月末にオープンしたTUKIJIは六本木のピラミデビルの3階にある。
ワインは色々あったが、よく分からないのでランソンをボトルで頼む。
有名なカリワインが店頭価格のぴったり2倍!(高額!)で書いてあり、たまげる。

★ 岩牡蠣の盛り合わせ
秋田産、富山産、ワシントン産、タスマニア産と各国の牡蠣。
1ビースでもオーダー可能。産地でここまで形、大きさ、味わいが違うのにはかなり驚いた。
七つ(じゃないけど)の海の恵み、ミネラルと泡のハーモニーにえもいわれぬ感動。

★ ピンチョス
今、なんだかとても流行ってる。ピンチョスってスペインの楊枝のことらしい。
その店により全く異なる形状のものがでてきて、興味深い。ここのは、正方形のガラス平皿に9箇所くぼみがあって、ちょこちょこ盛り合わせ。おいしいけどね。

★ 蟹肉ぎっしりクラブケーキわさびマヨネーズ添え
小ぶりだけど蟹肉ぎっしり、カリッと衣で美味い。つなぎの存在が感じられない。
フレーク状の蟹肉をセルクルに固めに詰めパネして揚げたか?美味い、これ好き。

★ TUKIJIロール
海老、穴子、とびっこ、やまごぼう、マグロのカリフォルニアロール(以下、カリ巻)
周囲にいくら、とアボカド(だったような?)やまごぼうととびっこが効果的。
かなりなハーモニー。うまし。
この店のカリ巻の中でメニューの中でこれがベストだと思う。麻布十番のカリ巻よりこっちが好み。

◆◆偶然にもCWFGのメンバーの方にもお会いし、すごく嬉しかった。シアワセ倍増◆◆
サービスも心地よく、個室もあり、旬の大人の店だという印象。

Cozimaレポート

コジマの1周年記念特別メニュー。

☆アミューズ(イタリアンではそういわないかな?)とうもろこしのピューレ
これが、本当にスイートスイート、お砂糖は加えてないんですよ、とのこと。
そう!産直(お取り寄せ好きなのだ)芳賀さんのとうもろこしの味だ!
☆ 海の幸のゼリー寄せ
ゼリー部分に海草とゆずの香り高く「まさにトキオネーゼですね」とShuzさんのご友人。
☆ 秋刀魚と松茸(!)のタリアテレ
コジマのHPレシピに「秋刀魚とえのきのパスタ」があり、作ってみようかと思っていたけれど、焼いた秋刀魚を骨に気をつけながら丁寧にむしり、これだけの味に仕上げる作業、私には無理。。。(ため息)。秋なんだなあ、と感じる一皿。
☆ まるごと鮑を蒸して、云々!(あわびだぁ!嬉しすぎる!)
だったはずが、鮑がもうない、ということでオマールと魚貝の紙包み焼き。オマールのあまみ・海の幸の磯の感じとトマトソースのうまみが小宇宙を作っていました。
―――でも、鮑が切れてしまって、といわれたとき、脳貧血起こしそうだった。
目はばで泣きそうと訴えてしまった・・(心の中ではだーだー泣いていた)―――
☆ 沖縄黒豚のロースト
塊をテーブルでシェフ自ら取り分けて下さる。豚ってうまいなあ!(言葉がない)
☆ デザート&飲み物(フレッシュハーブディがおいしかった)
あっさりした味わいのお料理だったけど、毎日の暑さで疲れている体にはありがたく、大地(と海)の恵みでリフレッシュできた感じ。
◆ しかし、ソービニヨンブランとシャルドネ、ピコリット、モスカート・ジャッロを混ぜるってすごい。フリウリの白、飲むたびにいいなぁ、と思った記憶があるけれど、暑い一日の終わりにはぴったりな味わい。ヴァルボリチェッラも果実のボリウム・濃縮感と酸味とエレガントなタンニンのバランスが素晴らしく、美味しかったです。(2本とも大好きだな)

肉汁炸裂の餃子
お料理2品を作る過程を競い、どちらが食べたいかを
多数決で勝負する番組がある。
結構見ている。
(野球でずれ込むと挫折するの、なんとかしてほしいよぅ)

昨夜は餃子VS焼売だった。
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先日、プー太郎様と相棒ともに大森の餃子の名店、
大連が田町にも出店したので赴き、思う存分食した。
(プー様、あまりの食べっぷりにひいてなかった?)
小ぶりの羽根ぱりぱり焼餃子のほか、蒸し餃子、
水餃子、ゆで餃子(だったかな?)どれもうまい!
ねぎラーメン400円というのも細麺に、ダシはきいて、
且つあっさりスープでシメにはお勧め。
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餃子食べにいきたい。皮がもちもちしていて
中身がうまみ凝縮、肉汁炸裂するやつ・・・・・

プー様、またつきあって!
それとも、まつげパーマのほうがよい?

餃子の総本山(?)蒲田に行ってみようかな?
お店はどこがいいんだろう?

♪♪こちらも是非、お勧めがあったら
蒲田以外でも教えてください♪♪

蛇足ながら(実話です)
昔々、会社の同僚が昼休みに
「アタシ、一度やきうりって食べてみたいなあ」
と盛んに言っていた。
「焼売」と書いてあるのにずっと憧れていたんだって

レストラン吾妻のオムライス
本所吾妻橋というところに、このレストランはあります。

ずいぶん昔に訪れ、その美味しさを忘れられずにいました。

3500円という価格は、召し上がったことのない方、卵が嫌いな方には、
ちょっと信じられないかもしれませんね。
でも、自家製とろーりピンクの生ハムの前菜や自家製ピクルスがつきます。


デミグラスソースも丹念に良質の牛肉で作られたものだし、
お肉の一筋ひとすじが残っており、こくがある甘味がよい感じ。
電気釜じゃなく、なべで炊き上げられたピカピカに光ったライスを
炒めるソースも丁寧に作られたトマトソース。
中にはタマネギと竹の子のみじん切りが心地好い食感!

卵はふうわりとろ〜りんのオムレツがぱっかり!とろとろりん!
の元祖。先代の考案とうかがいました。

カウンタに座ればドミグラスソースかけ足してくれる。
確かに値段自体は高額ですが、それに見合う、
丁寧で丹精込められ愛情と暖かさいっぱいの最高傑作だと思うのであります。


蛇足ながら、お皿を下げるときに、「お粗末さまでした」とのお言葉。

相棒と、そういえば、昔はそういったものだね・・・としみじみしました。

満足!

*オムライス好きな私、是非、お勧めのお店があったら、教えて下さいませ。
  よろしくお願いします。