銘柄 |
Ch.アンジュリス |

|
仏>ボルドー>サンテミリオン・プリミエクリュ/赤 |
92 |
縁にピンクがかった濃いガーネット。ジョンブゆっくり。非常に凝縮感のある香り。ベリー系果実のシロップ漬け。チョコレートやカカオのロースト香。湿った土っぽい香り。アタックはまろやかで分厚い果実味を感じ、タンニンはきめ細かく、酸もしっかりあるがしなやか。アフターにはやや強めの酸と豊かな果実。92年としては驚異的な凝縮感だ。他のビンテージとの差は小さくCPは高い。
【89】 |
90 |
縁にピンク、中心に黒みのかかった濃いガーネット。ジョンブゆっくり。非常に凝縮感のある香り。ベリー系果実のシロップ漬け。チョコレートやカカオのロースト香。湿った土。加えて、オガクズや麦藁のような香りも。アタックまろやかで分厚い果実味ときめ細かだが豊富なタンニン。酸もしっかりあるがしなやか。アフターには多量の粉っぽいタンニンと豊かな果実。タンニンにはやや収斂性が残る。素晴らしいワインだが、飲み頃はまだ先だろう。周囲の人たちの話ではこのワインが最も評価が高かったようだが、個人的にはオガクズのような香りが最後まで残るのがちょっと気になった。
【91】 |
88 |
中心に黒みがかかるが、縁にはややオレンジの見られ始める濃いガーネット。ジョンブゆっくり。非常に凝縮されたすばらしい香り。若いビンテージに比べると、より甘いコンフィやシロップ漬けのような香りが濃厚。カシスリキュール。甘草などのスパイス。ロースト香。とにかく複雑ですばらしい。アタックまろやか。90や92よりは果実味は後退しているが、酸とタンニンはしっかりとしており、骨格が堅牢な印象。この日飲んだ中では最も感心したもののひとつ。
【93】 |
96 |
縁にやや紫がかった濃いガーネット。中心は黒味がかっている。ジョンブゆっくり。凝縮された香りだが、やや閉じている。カシスリキュール、ベリーのジャム。コーヒー、エスプレッソ、甘苦スパイス。アタックまろやかで、大変豊富な果実。ボリューム感すごく、「噛んでいる」印象とはこのことかも。酸はしなやかで、タンニンはきめ細かく、アフターにはこれらの粉っぽいタンニンとしなやかな酸。まだ若いのに、極めて上質にバランスがとれており、今でも十分飲める。
【92】 |