不定期更新コラム |
2006年Best&Worst |
大晦日ですね。今年も仕事と子育てに追われた年でした。 年初に義母が亡くなり、暗い幕開けとなりましたが、とりあえず、子供たちが1年間大きな病気や怪我なく過ごせたのがなによりでした。私自身は、一向に改善しない血液の数値(コレステロールや尿酸)と増えすぎた体重をコントロールするために本格的にウオーキングを始めたのですが、これが珍しく1年続きました。また、何の気なしに始めた観賞魚飼育(といっても金魚ですが…)が思いがけずツボにはまリ、目下ワインそっちのけで夢中になっています。 ワインについては、子供の生まれ年ワインの購入が一段落した上、ワイン会にもほとんど参加しなかったので、ここ数年ではもっとも出費の少ない年になりました。家計逼迫の折り、来年はさらに緊縮財政を継続しなければなりません。おそらくこのサイトに登場するボトルたちも、高額なものは過去に購入して寝かせておいたものだけで、それ以外は3000円以下の銘柄に集中することになると思います。 というわけで、今年飲んだワインたちを振り返ってみると、前述のようにワイン会などに参加していないため、いわゆる「超ド級」クラスはほとんどありません。でも、それはそれでいいと思っています。身の丈にあったワインライフが肝要ですから。 Chラトゥール94 でしょうか。シンガポール経由のボトルということで、多少熟成が進んでいたのかもしれませんが、それが怪我の功名?となって、すばらしい熟成状態の物を飲めましたし、ボルドーの熟成能力の頼もしさを再認識させてくれた一本でした。これをきっかけに、02年のボルドーをもう少し買い足そうという気になりました。 リュシュットシャンベルタン99(エスモナン) ピュリニー・モンラッシェルフェール96(ジャド) モレサンドニ04(ジャッキー・トルショー) コルトン・ブレッサンド99(プスドール) 一方、期待ハズレだったのは、枚挙に暇がないのですが(笑)、 *思ったような熟成をしていなかったボトルたち。 *名声ほどの味わいでなく、出来具合にムラがあるのではないかと思う作り手。 なかでも最悪だった「2006年この1本」の栄誉は、 ジュブレイシャンベルタン02(ジブリオット) に与えたいと思います。(^^; それぞれの感想については、本館の「こんなワイン飲んだ」をご参照ください。 それでは、来年も本館S'sWineともどもよろしくお願いします。 (2006.12.31) |