<ウンチク>

ARAJO(アラーホ)

90年にナパヴァレーのカリストガに設立されたワイナリーで、年間生産量は4500ケースで、ほとんどがカベルネソーヴィニヨン。トニー・ソーターがワインメーカーを兼務していたが、96年からFrancoise Peschonというフランス人の女性に代わったそうだ(Andyさん情報)。 ちなみにここの畑アイズリー・ヴィンヤードはジョゼフ・フェルペスやリッジの名品を生み出したナパの中でもきわめつけの銘醸畑として有名。

Colgin(コルギン・シュレーダー・セラーズ)

サザビー社のワイン部門の責任者アン・コルギンとフレッド・シュナイダーが所有するワイナリーで、ヘレン・ターレーがワインメーカーをしている。92年が初リリースで、カベルネソーヴィニヨンのみ。リリースされるや否や生産量の少なさもあって、あっという間にカルトワインの仲間入りをしてしまった。

Bryant Family (ブライアン・ファミリー)

ナパ・ヴァレーのカリストーガ地区にあり、北向きのの斜面にカベルネソーヴィニヨンが植えられている。オーナーはドン・ブライアント夫妻。ワインメーカーにヘレン・ターレーを迎えている。95年に植え替えをして、現在の総生産量は1700ケース前後とか。

Dalla Valle( ダラ・ヴェール/ダラ・ヴァレ)

86年、ラザフォードに設立。年間生産量は5000ケースでそのうちカベルネソーヴィニヨンが2800ケースと主流。オーナーは故ダラ・ヴァレ氏夫人のナオコ女史。ワインメーカーであるミア・クラインと女性同士の二人三脚ですばらしいワインを生み出している。娘の名前を冠したマヤ・ビンヤードで作られる「マヤ」は年間500ケースの超レアアイテム。