超不定期更新コラム

フランス旅行よもやま話

■見ると聞くとで違ったこと

これはたくさんある。
旅行記にも書いたけど、まずボルドー地区そのものの大きさに驚いた。地図上ではポイヤックやサンテミリオンなんて自転車 かなにかですぐに行けるように錯覚していたけれど、実際はとんでもない。 クルマを飛ばして小一時間の距離だった。 現地はクルマ以外の交通機関はほとんどないらしいから、個人旅行で シャトー巡りする場合はクルマが必須になるだろう。
それから同じく、ガロンヌ川の川幅の広さ。ボルドー市のあたりでさえ驚いたのだから、河口の付近なんて、海のように広いだろうね。
ボルドー市の大きさのにも驚いた。特にカミサンなどはもっと小さな田舎町だと思っていたらしい。 ただ、ボルドー市自体は、わりとふつうの街だなあ、という印象だったけど。

ところで、田舎の人は親切 というのは、万国共通なんだろうか。 今回初めてフランスのパリ以外の地区に行ったわけだけど、それまでのフランス人 の印象(=パリの人の印象)と随分違って、みんな愛想よく親切なのが嬉しい誤算 だった。 ただ、そんな感想を持って最後パリに行ったら、あちらの人は相変わらず無愛想な人が多かったけど。

■ハンドキャリーの苦難

昨年、USに出張したときに、あちこちの店でちまちまとワインを買って、結局合計7本になり、帰りがシンドクてしかたなかった記憶がある。 よくマニアの方で、海外に行って、20本も30本もハンドキャリーで持って帰って来る方がいるけれど、とても私には真似できない。
ということで、今回の旅行でもなるべくハンドキャリーは控えたい、出来れば ケースで買って日本へ送ってしまいたい、というのが ワイン購入にあたっての基本スタンスだった。
それが裏目に出たのがボルドーでのこと。
ボルドーのショップ「ラタンダン」ではそれなりに食指の動くものがあったんだけれ ど、日本への発送はしてもらえないとのことなので、あっさりと断念。
でも、ツアーで一緒だった方の中にはボルドーで3本、4本と購入していた方もいて、(その後ロワール、パリと回る時に大変そうではあったが)買われたのは銘柄、お値段 ともに なかなかに魅力的な銘柄ばかり。(お店のおすすめだとか)
それを見て、私も少しぐらい重い思いをしても何本か買ってくればよかったなあ、とちょっと後悔。

翌日のCh.ロングヴィル訪問時に96ビンテージを一本買ったのだけど、これに ついてもケチらずに95も買ってくればよかった。

パリでも時間があまりなかったことと、各店舗あたりで1ケース買うほど魅力的な品を見つけられなかったこともあり、結局最終的に買ったのは2本だけ。

おかげで購入ワインは合計3本と、持ち帰りにはごく楽な数量に収まったのだが、ひとつ残された問題が。

なんと、私たちが行っている間は雨続きだった日本が帰国当日は台風一過?で 気温が30度近くまで上がっていたのだ。

これには気をつかった。 一応3本入りのクーラーバッグに入れてはあったんだけど、なにせ中のワインは私の購入ワインとしては過去3本の指に入る高額ワインの53ピション・ラランドが含まれている。 成田から成田エキスプレスで東京駅まで行ったあと、表に出ないよう、地下鉄 を乗り継いで、地元三軒茶屋の駅からは、歩いて6分の距離をタクシー利用。 おかげでとりあえずワインたちは吹かずにすみました。

 

■トホホな話

実はパリのニコラで買った53ピション・ロングヴィル、私は「ロングヴィル・バロ ン」 だとばかり思って購入したのだが、なんと「コンテス・ド・ラランド」の方だったのだ。 ラベルが現在のとは違うので、全く気がつかなかった。 気がついたのは、日本に帰ってきて、HPの旅行記に「購入したワイン」の写真を 載せようと、セラーから引っ張り出した時だから、購入後約1週間も経ってからと いうおまぬけぶり。
まあ、でもコンテス・ド・ラランドであれば、別に文句はないんだけどね。


■こんなものを買いました〜その1

旅行記にも書いたけど、コンコルドラファイエットの近くにある「レスプリ・デュ・ ヴァン」 は、ワイン用品専門店で、いろんなものが置いてあって楽しい。 ここで買ったのは、テーブルクロス(写真左)、ワインボトルのマグネット、それから、写真下 のもの。



さて、ここで問題です。これは一体なんでしょう?

 

   (答えはこちら)

 

 

 

 

■こんなものを買いました〜その2


ムートンのポストカード。一式買ったんだけど、もっと買ってくればよかった…。

 

 

 

 

同じく、ムートンのショップで買ったリトグラフ。思ったより値段が高いのと、かさばるので面倒だったけど、とりあえず73、82、85、86を購入。これらは誰の絵だか判りますか?
答えは世田谷太郎さんのHPで