シンポジオ・ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ93
トスカーナ地方とウンブリア地方の境の丘陵地帯にあるトレローゼ農園が手がけるワイン。17世紀から続く作り手であると同時に、最新技術をいち早く取り入れ、品質の高いワインを生産していることで有名。この「シンポジオ」は良い年のみしか作られないそうだ。
イル・カルボナイオーレ
イタリアを代表するワインメーカーのひとりである、ヴィットリオ・フィオーリオが情熱を傾けて生まれた話題のワイン。初ビンテージは92年。サンジョヴェーゼ100%で年間生産量はたったの4万本。
サッシカイア
元祖イタリアの「スーパートスカーナ」ワインとしてあまりにも有名な銘柄。伝統の枠組みを抜け出し、カベルネ主体+小樽使用により、インターナショナルな水準のワインを作り上げた。94年よりDOCに「昇格」した。ヒュー・ジョンソン氏が「おそらくイタリアで最良の赤」とコメントするなど、賞賛の声は数え切れないが、一方ではあまりに高くなりすぎた価格に対して疑問を呈する向きもある。
ルーチェ
カリフォルニアのロバート・モンダヴィ社とイタリアのフレスコバルディ社の合作により生まれたワイン。品種はサンジョヴェーゼ100%で、細長いボトルに輝く太陽のエチケットはいかにもイタリアン。
一時は品薄とものめずらしさで、10万円前後のプライスがついていた。セカンドワインは「ルーチェンテ」。
モンテヴェトラーノ
情報がほとんどないのだけど、超レアで入手困難なワインで、最近値段が上昇しはじめているとのこと。 セパージュはカベルネ主体でメルローとアリアーニコを混醸するとか。
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