<ウンチク>

シャトー・コルトン・グランセ
ブルゴーニュ屈指の大ネゴシアンであるルイ・ラトゥール社はコルトン地区(特級)に17haの畑を持つ。シャトー・コルトン・グランセは、その中の6つの畑のブドウをそれぞれ別々に醸造、熟成し、その中からさらに選別して作られる銘柄で、同社の目玉商品である。25樽ほど醸造されるうち、この銘柄として売られるのは良年でもせいぜいその半分とか。なお、「シャトー・コルトン・グランセ」は「クロ・デ・コルトン・フェブレイ」とともに例外的に商標名で赤のコルトンを作ることを認められている銘柄でもある。