超不定期更新コラム

5/3 ワインの保管の悩み

GWともなると、そろそろ天気の良い日には汗ばむような陽気になってくる。この時期は湿度も低く、カラッと晴れると絶好の行楽日和となるが、一方でそろそろ気にかけなければならなくなるのがワインの保管だ。

「こんなワインを買った」のコーナーを読んで、「なんんて野放図に買いまくっているんだろう」と思われる方もいるかもしれないが、一応これでも私は私なりに計算して買っているのだ。

その計算とは、すなわち以下のようなものだ。

まず、夏場はワインを買うにも保存するにも厳しい季節なので、常温でも保管にそれほど神経を使う必要ない冬場のうちにまとめて買っておく。こちらの財布とのかねあいも考えると、おおむね年末と3月頃のバーゲンに集中して買うパターンだ。
そして夏場にかけてはもっぱらそのワインを消費することになる。
つまり、
10月〜3月 ワイン購入>ワイン消費
4月〜9月 ワイン消費>ワイン購入
というパターンで、年間を通してのバランスを保ってきたわけだ。

ところが、今年はちょっと事情が違っていて、何が違うのかというと、まずひとつは、冬場に買いすぎたこと(^ ^;。もうひとつは、思いのほか家のワインの消費が進まないことだ。
たとえば、 3月を振り返ると、買ったワイン13本に対して飲んだ家のワインは6本。体調を崩した4月は買ったのが 9本、飲んだのが8本。
今まではおおむね月に12〜14本くらい開けていたのだが、試飲会やワイン会など外で飲む機会が増えてきており、家で飲む本数は相対的に減ってきている。

数えてみたら、5/3現在、我が家のセラーに入りきらないワインは52本。
月に10本消費して、この先しばらくワインを全く買わないとしても飲み切るには5ヶ月かかる計算だ。

現実には、ワインの購入は夏場もゼロというわけには行かないので(^ ^;、
仮に月に3本購入するとすると、10本マイナス3本でひと月に減るのは7本。 このペースで5月から9月まで飲んだとして、35本。
ということは、15本ぐらいは飲まれないままこの夏を越さざるを得ないということになる。

う〜む、そうすると、また1ダース寺田倉庫に預けなければならないのだろうか。寺田倉庫への保管料は1ダースあたり月600円。すでに4ケース預けていて現在月に2400円支払っていが、5ケースになると月3000円也。まあ大したことないといえば大したことない。ただ、我が家から決して近いとはいえない寺田倉庫にいったん預けてしまうと、もはやすぐに取り出して飲もうというわけには行かなくなってしまうし、今回は特に大切に熟成させようというワインがあるわけではないので、あんまり気が進まない。

現実にはまた若いボルドーあたりが常温で夏を越すことになるんだろうけど、常温でおきざりにされるワインを思うと可哀想でならない。早く大きなセラーを買いたいんだけど、そのためは家を引っ越さなければならないし、と悩みはつきない。(だったら、そんなに買うなという声も聞こえてきそうだけど…)